2017年6月9日、写真追加。
毎年、気温が20度近くなると、街じゅうに溢れる女子の定番ファッション、ショートパンツ。
平日の朝、8時前にアパートの玄関を一歩出ると、まず目に入ってくるのは、たいてい、登校中のこんな女の子。
(2017年5月18日撮影)
女の子に限らず、中年女性でも普通なこのファッションを見かけると、頭をよぎるエピソードがある。
5年前の5月、ちょうどこの時期、知り合いのスウェーデン人が、インターネットの掲示板にこんな投稿をした。
女の子のショートパンツが、年々、短くなってくるような気がするんだけど、気のせい? それとも俺の年のせいかな?
個人的に言わせてもらうと、短けりゃいいってもんじゃない。はっきり言って、短すぎるのもどうかと思う。全部、見せらせるより、隠れた部分を想像するのが楽しいってこともあるよね。
この投稿に、驚くべき数のコメントが寄せられた。この人、普段は政治やメディアや社会の話を投稿しているのだけれど、それらの投稿は、多くてもせいぜい500人ぐらいにしか読まれないのに、このショートパンツネタには、なんと147,000人ものアクセスがあった。「同感」という意見から、「短いほどいいに決まってるぜ。」という意見、「この長さがベスト」、「ここまでくるとNG」・・・などなど女性も混ざって、白熱した議論が繰り広げられる。
たとえば、これは、「ショートすぎ」というコメントと共に載せられた画像。(出典)
トピックを提供した本人は、「なんで、このネタにだけこんなに反響が!? みんなレベル低っ。・・・でも、このお姉ちゃん、悪くないね。」と鼻の下を伸ばして苦笑していた。足の甲のタトゥーにもご注目!
5年前に、すでにギリギリまで短くなっていたショートパンツは、そのままの長さを保って、今年も街に溢れている。
2017年6月9日地下鉄エスカレーターで。(遠くから)
ストックホルム中央駅のH&M、2017年5月23日撮影