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(2023/4/3 ケゾえもん記)
ストイックな大谷翔平
大谷翔平は食事にものすごくストイックで、悪いものは体に入れない、そのため血液検査を常にする、外食は嫌がる、調味料はほとんど使わないという努力をしているみたい。
どうしてもタンパク質が多い食事になるので、腸内細菌状態には細かく気をくばることも忘れないみたい。それで1日12時間寝るようにしてるっていうんだからスタミナも出るわけ。
ダルビッシュも同じくストイックで、サーロインとか鶏もも肉などの部位は脂肪があるから徹底して避けるらしい。ダルビッシュ1日6食で球場の食事は偏るからタッパに野菜を入れていくそうな。
大谷はトンカツ屋に行ったときに衣をすべて剥して食べたそうな。
私も普段の食事にはほとんど塩を使わず、塩気が欲しいときはいっしょにちりめんじゃこ(それも塩の少ないやつ)をいっしょにちょっと食べてがまんする。
健康オタクな私は年に3回血液検査をする
私のことを知っている人は知っているだろうけど私は立派な健康オタクである。
しかしただのオタクでなく理論的オタクだと思っている。よくある、これこれを食べているから健康とか、これをやっているから元気とか単純思考には走らないようにしている。人体というのは複雑な現象だ。
私は年に3回は総合血液検査をしている。人間ドックで1回、脳ドックの時に1回、その他なんかで1回。最近は血液からたいていの病気は察知できる。ガンすら腫瘍マーカーでわかる。
パリで暴飲暴食したけどセーフだった
2023年1月に過去最長1週間パリに行ってきたが、帰ってきた次の日に、主治医のところに行って血液検査をしてもらった。
私は普段は酒は飲まない。しかしパリでは毎日飲む。
私は普段は甘いものはほとんど摂らない。しかしパリではものすごく食べる。
私は普段はあまり外食はしない。自分で作ったものはかなり塩分を控え目にする。
しかしパリではおいしいものを死ぬほどレストランで食べる。塩分のことなんか関係ねえ。
この普段とあまりに違う食生活をした後に、自分の体がどうなってしまうか興味があった。血液検査の結果は主治医もすばらしいと驚いていたが、しきい値を越えたものはひとつもなしの健康体。よかったよかった。
最近始めた血糖値測定
最近注意しているのが血糖値スパイクである。つまり甘い飲み物など飲んだときに血糖値が急激にあがる。この現象を血糖値スパイクと呼び、これが発生するたびに血管が痛めつけられ動脈硬化になる。
私のパーソナルトトレーナーが勧めてくれたのが、アマゾンでも手にいれられる製品リブレ。500円玉大の円盤センサーを腕に張り付けておくとアプリでスマホとブルートゥースで通信して24時間血糖値を測ってくれる。アマゾンのレヴューを見ると、玄米おにぎり1個食べただけで血糖値スパイクが起こっていてびっくりなどの感想がある。
センサーは両面テープ接着で、2週間機能して1気圧防水で風呂に浸かることも大丈夫。かぶれが私は心配だが、やった人はみんな大丈夫と言っている。すでにアマゾンで買ったがつぎの月曜日にパーソナルトレーナーがつけてくれると言っているので、その方が面倒がないのでそこから私の測定がはじまる。
今は甘いものは安易に食べないように自分に禁じているけど、以前は死ぬほど食べていたから、どうもそれが動脈硬化を促進したような気がする。動脈硬化を測定してもらったら年齢相応ですと言われて、実年齢よりずっと若いと言われるのを確信していた私はショックを受けた。やはり甘いものを食べ過ぎた人生だったのだ。無念。血糖値を測って今後のいましめとしたいと思っている。
大谷翔平に見せてみたい動画
ところでこのユーチューブのレシピは胸が悪くなる。
ハンバーグパテをきざみポテトではさんで揚げたものだけど、ハンバーグパテも付け合わせのポテトサラダにも塩、調味料はどっさり入れるし、チーズ、卵も偏執的に加えるし、大谷、ダルビッシュがふだんあれだけ苦労して避けているのに
仮にこれを料理しているところを見せられて「ボナペティ」と言われたら、リアクションに困ると思う。
(2023/4/3 ケゾえもん記)
(大谷翔平は)偏食家というわけでも味オンチというわけでもない。食事会場では、おにぎりや唐揚げを見つめながらも、小さく「がまん」とつぶやいて離れていく大谷の姿が目撃されていた。実際、大の甘党でも知られ、3月から放映されている「雪肌精」のCMで「甘いものをなるべく食べないように『欲』と闘っています」と明かしていた。
Newポストセブン 2023.4.13より
アイキャッチ画像の写真 / 共同通信社