(最終更新日:2021/05/21)スイスのハイジとケゾえもんのコロナW寄稿、ワクチンの話も出てくる全3ページ、長編9,800文字。
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「コロナの終戦はいつ来るの?」(ハイジ)
(文=スイスのハイジ)
このコロナ禍で、世界はすっかり変わってしまいました。今も勿論「憤り」を感じますが、もう変わってしまった世界を変えることはできませんので、その中で自分なりの、ささやかでも当たり前の楽しい生き方を見つけたいと思っています。(今はその“当たり前”が手に入らない)
私のスイス人の夫も、私たちの何人かの友人達も、このコロナに対して疑問に思っていますし、早くから、夫やそういう友人達は、Dr.Suchariti Bhakdi ※等の論文やインタビューからの情報を得ています。
でも、今まで親しかった人達、或いは今まで、散々イデオロギー的にも『社会批判』をしてきた人達こそ!が、このコロナを異常に怖がり、キリスト教ではクリスマスより大事なイースターの祝日も、法的に許されている人数内での家族の集まりにも参加しなかったり、殆ど友人付き合いをしていない人もいます。(スイス在住の日本人を含む。)
これまで遺伝子組み換え食品のことを散々言ってきた人たちや、プラスティックやアルミホイルに敏感に反応していた人たちが、積極的にワクチンを打っているのも不思議な感じがします。
もっとも他の人達がどんな生き方や選択をしてもそれは自由ですし、そのことに言及するつもりもないのですが、その人達とは違う意見が言えなくなる社会は恐ろしいと思います。それに、私達には、「真実」(事実?)を知る権利があると思います。
戦時中のことですが、私の現在89歳になる母(東京出身)が叔母と一緒に駅を出たところで、国防婦人会の人が目の前でいきなり叔母の着物の袖を切ったそうです。
「国防婦人会」という名称だけでもすごいインパクトです・・・。
あまりに衝撃的だったので、上に大々的にイメージ画像を掲載しましたが、しつこく、もう一枚!
”戦時中の社会”では、許される(?)ことでも、ひとたび終戦になれば、その日からもうそれは異常なことですし、はっきり『犯罪』です。
今の世の中も、段々それに似てきているような気がします。
ただ、「コロナの終戦」は、一体いつになるのやら?
隣国のドイツも段々ナチ時代に似てきて、本気で国外に出ようとしている人達もいると聞きました。
戦争は勝っても負けても悲惨ですが、これからの世界は、今までの「左か右」と言うイデオロギーとはレベルを超えた、もっと複雑な世界になる様な気がします。
サテ最近、頭が単純な私は、小学生並みの『算数』にハマっています。
物理も科学もチンプンカンプンの私ですが、毎日、いろんな数字に興味が湧き、それを計算しては、ため息をついているのです。
たとえば、2021年5月X日現在の日本のコロナ総死亡者数11,045人を人口123,000,000人で割ると0.000089796。
この数字が間違っているのではないか?と思うほど、この数字で、どうして日本が変わってしまったのか? サッパリ分かりません。
私の場合ですと、海外から日本に入国するのに、コロナ検査の結果が陰性でも、日本の変な自粛の決まりで公共の乗り物に乗って実家に帰ることもできません。
ほかにも、『大阪府100万人あたりのコロナ死者数「インド超え」の衝撃』 (日刊ゲンダイ 5/10)など、見出しだけ見ると、一瞬「えっ?」と思いますが、私が計算したところでは、(合っていれば)コロナなんかより、癌や事故、自殺etcの死亡理由の方が圧倒的に多いということは一目瞭然です。
(2021年5月13日、ハイジ 記)
後日談話
TVは消しましたが、毎日毎日、戦時中のように、こんなこと聞かされるなんて怖い世の中です。
ハイジのスイス人夫、X博士情報
(文=スイスのハイジ)
これは今朝(2021/5/13)、夫が、2週間前に出たばかりでまだ日本語に訳されていないDr.Bhakdiの最新の本を読んで知った情報だそうです。(日本語ですでに訳されいるバクディ博士の本はこちら。)
(以下、夫筆)
【ホクオによる意訳】
バクディ博士によると、我々の多くはすでにコロナウィルスに接触している。つまりT細胞(免疫細胞であるリンパ球の一種)は、コロナウィルスを撃退してくれているということになる。
一方、たとえばファイザーやBioNTechのワクチンを接種した場合、mRNAが何千もの細胞内に入り増殖するのだが、この過程で生じる残骸が我々自身の元の細胞にくっついたとき、T細胞はこれらの細胞を自分自身の細胞だと思わず、敵とみなして攻撃し始める。これによって(身体に有害な)自己免疫反応が生じてしまう。
バクディ博士と彼の研究グループは、もし生きているコロナウィルスの全貌を提示できる研究者がいるならば、喜んで賞金を払うと言っている。(これまで、これがコロナウィルスだと言って世の中で示されてきたものはどれもウィルスの正体を明かすに足りないということ。)
(ハイジの夫、X博士、記)
【原文】
Many of us have already a good cross-reaction against Corona-viruses. So the T-lymphocytes know the Corona-virus. If you get for example the BioNTech/Pfizer vaccine, the mRNA goes in thousands of cells and starts to replicate. The waste products of this process are put before the cell. Now the T-lymphocytes identify these cells as enemies and start to destroy them. Conclusion: this could be the start of an autoimmune reaction!
Prof. Bhakdi and his group will give a prize to the researcher who can present an entire living COVID-19-Virus.
Dr. X
(2021年5月13日、ハイジ 記)
(X博士近影。2021年5月某日、スイスらしい街並みの中でハイジ撮影。)
おまけ
■独立行政法人経済産業研究所 上席研究員 藤和彦、2020年6月25日 Business Journalに掲載の記事
「コロナ、体内に抗体がなくてもT細胞がウイルス撃退…アジア人の低死亡率、原因解明進む」より
スイス・チューリッヒの大学病院でも、新型コロナウイルスから回復した人のうち約2割(165人のうち34人)しか抗体がつくられておらず、残り8割は既存の免疫機構で新型コロナウイルスを退治したことが明らかになっている。
(中略)
これらが示唆しているのは、抗体が新たにつくられなくても、既存の免疫機構で新型コロナウイルスを退治できるということである。「抗体保有率が低い」といたずらに心配する必要はないのである。