上久保説へのいちゃもん
昨日寄稿した上久保説について先ほど彼女とディスカッションした。
お互い、このまま死亡者が数人以下で推移するなら上久保説を信じようということで一致した。
ただディスカッションにより上久保説への疑問点が浮かび上がってきた。
上久保教授に直接聞けばあるいは簡単に答えてくれるかもしれないが、順不同で列挙しよう。
S型、K型が日本で流行して、あっさりK型の集団免疫ができたというがあまりにそのスピードが速すぎるのではないか?
そんなに速いなら、K型が日本に入ったのが1月13日で欧米が中国入国禁止したのが2月1日でグローバル化した現代、13日よりそれほど遅れず欧米へのK型の流入が始まったわけで欧米でもK型の流行が発生しておかしくないのではないか?
欧米にG型が入ったいきさつは?
Gが入るならKも入ってもおかしくないのではないか?
Gが強くてKを抑えた?
日本人がコロナに対して集団免疫ということだが、日本人のほぼ全員が免疫を持っているとはどういうことか?
集団免疫成立には全員の免疫までは必要ないのではないか?
集団免疫または全員免疫の日本でコロナは今どこに存在しているのか?
K型の流行がG型の流行を防いだ日本、S型とG型でADEを発生させ敗れた欧米。
これは話がうますぎてまるで<神風が吹いた>みたいではないか?
インフルエンザの流行のグラフだが、S型とK型の流入が明確に見えすぎてこれは本当の流行の絶対値を現したグラフなのか、それともただのイメージ図なのか?
日本にG型が入った日はわからないのか?
現在検出されるPCR検査陽性者はほぼ全員が感染者ではなく、ただのウイルスの断片の保持者だと言うが(私の理解が間違ていたら陳謝)ではどういういきさつで断片がその人々の体に存在するのか?
彼女とディスカッションすると以上の様な疑問は浮かんできたのであった。
もうしょうもない意見ばっかりこの騒ぎが起きてから聞いてきたから、こちらも防衛機構を発達させて、物事を容易に信じなくなってしまっている。
それにしても上久保説は物語としておもしろ過ぎるもの。大失敗だと言われていた中国からの入国禁止の遅れが日本を救っただの、K型が事実上のワクチンとして働いただの。シナリオとして上手過ぎる。
本日のモーニングショー
ところで、本日のモーニングショーについて話したい。相変わらず感染者が増えて大変だと言う論調で、玉川は緊急事態宣言しかないと口走るし、もう勘弁して欲しい。
それでモーニングショーは以下の様な理屈を考えた。
その日の感染者数というのはPCRでわかる。
感染者の中から一定割合が重症化する。
その割合はわかっている。従ってある日の感染者のうち何名が重症化するか計算できる。
その重症化は感染が判明した日より一週間後に発生する。
従って感染者数から1週間後の重症化患者の数を計算できる。
えーと、穴だらけなんですが、(えーい反論めんどくさいんじゃ!せん!)
いずれにしろモーニングショーは一週間後に重症者は94人増えると計算し、こりゃ大変だと騒いでいた。
これはもう、飛んで火にいるなんとやらだと思う。
上久保説が予想する一週間後の重症者はほぼ本日と同じ(8人らしい)。
一方、モーニングショーが予想する一週間後の重症者は94人+8人。
どちらに軍配があがるか、みなさん見てくださいね。
ちなみに<せん>は<しない>を現す方言で、私の彼女が良く使うので私も使うようになってしまっている。
私はロックダウン直前のパリを楽しんだ
話変わるが、私は今年、2月27日より3月3日までパリに行ってきた。
中国からの観光客のまったくいなくなった空いているルーブルを堪能できたし、それなのに行動制限、差別など受けることはまったくなかった。
最後の<普通のパリ>を楽しめたのだ。
その後パリのすべてのレストランが閉鎖されたのはたしか3月7日のことだった。
それにしても、それと知らずに私がS型やG型をパリに運んだ可能性はないのだろうか?
私は、生まれてから一度もインフルエンザにかかったことがない。
証明はできないが、聞くような高熱や悪寒や起きることもままならないなどの強烈な症状を経験したことなどないもの。
そうそう、彼女にいろいろ聞きただしたら、彼女のひどい風邪は去年の12月で長引いてなかなか治らなかったそうだ。S型かK型であった可能性は高いと思う。私はへっちゃらだった。
忘れていた。私の記事で以下の部分の意味がわからないという質問をいただいた。
「第二波の可能性はあるのか」と聞かれた上久保教授の答えを記述した部分だ。
「免疫が強い期間が比較的短いのでその可能性がないとは言えないが、ほぼ100%の日本人が免疫を持っている現状と、ウイルスが環境からまったくなくなったわけでないので、時々吸い込むことによって免疫をブーストさせる効果があるので第二波の可能性は低いと言っている。」
どこが、わからないか、私にはわからなかったので、その部分を彼女に読ませてみた。それでわかった。ブーストということばがわからなかったようだ。私も最近知ったことばでウイルス学用語のようだ。科学は得意なので、すぐ自分の辞書の中に入ってしまい使ってしまっていた。
ブーストとは、感染してから時間が経つと免疫は低下するが、感染しない程度の少量の細菌やウイルスが身体に入ると身体の免疫機構が再び細菌やウイルスの記憶を取り戻し、免疫レベルをあげることができる。それをブーストまたはブースター効果という。
せっかく集団免疫を手に入れたのだから、ときどきコロナを吸い込んで(冗談で言っているのではない)免疫レベルをあげておかないともったいない。上久保説が正しそうだとわかったらそろそろみんなマスクを外すときかもしれない。
2020年7月27日、ケゾえもん記