「尾身と西浦の<ワクチンは効かない>キャンペーン」
(2021年9月4日 文=ケゾえもん)
政府分科会の西浦博と尾身茂がまた変なことを言っている。
先ず、西浦だ。「パリ行く方法の研究」に掲載のケゾえもんグラフを見ればわかるが、遂にデルタ株の影響で増え続けた感染者数がワクチン効果により減り始めた。
どうして減り始めた?と聞かれて西浦はいくつかの仮説を言った。
(註)西浦発言の本文は下記で読める。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc28f102f9aecbdf1ac268bad5d3db65c2c06d23?page=5
彼の仮説とやらを要約すると下記の様になる。
1.マスコミが感染爆発を言ったので人々が自主的にリスク回避行動をした。
2.ワクチンの効果はあった。でも抗体が減るから2ヶ月しか効かない。接種率もぜんぜん足りない。限定的効果だ。
3.若者がたくさん感染したので若者の間に自然免疫ができた(かも)。大学も休みに入った。
4.気温が高いし湿度も高い。
5.オリンピックをみんなテレビで見たので人流が減った。一方オリンピックで増えた面もあり+-ゼロだった。
これの5の理由なんて、オリンピック大反対だったどの口が言うのと思うし、若者の自然免疫って、自然免疫なんか頼っちゃだめだ人流抑制だと言い続けたのはお前だろだし、日本は強制的な規制ができないから強制できる法律がいるって言ってるのもお前だろ、都合の良いときだけ自主的行動が功を奏したと言うな。ワクチンでは安心できないと言い続けるのもいつものことだ。もうほんとご都合主義なんだよね。
次に尾身茂だ。前から私が言っているように彼はワクチン効果により世の中が正常化すると困る立場だ。コロナ騒ぎでせっかく築いた自分の居場所がなくなってしまうからだ。尾身は明らかにワクチンはあまり効かないキャンペーンをはろうとしている。
そしてシナリオBなることを言い出した。つまりは「もし接種率が予想より高くなったとしても、安心などできない。強い規制は続けなければならない」という主張だ。
下のグラフを見て欲しい。緑がインドだ。世界の中でひどかったインドも感染者数、死者数とも激下がりだ。
インドなんて人口多くてろくな規制ができない。ワクチン接種率もまだ37%だ。それでコロナ治まってきてるんだ。一方尾身茂の要求の下、東京などが緊急事態宣言を実行して飲食店は酒も出せない日本で、感染者数は一度800万人まで上昇してしまった。規制しなくてもなんらかの要因で下がる、規制しても上がるなんだから、規制なんてもともとなんの役にも立たないんじゃないかという疑いがある。東京のだらだら規制はもうやめて欲しい。なんの役にも立ってないと思う。
去年の3月ごろ、ぽっと世の中に現れた尾身や西浦に善良な国民が振り回されるのはいつまで続くのか?あいつらにいつまでのさばらせないといけないのか?
最近、尾身の言うことを世の中が聞かなくはなってきた。人流5割削減は完全失敗ですぐ黙ったし、新学期延期も誰も耳を貸さない。しかし尾身の「ワクチンはたいして効かない」のキャンペーンが成功したりすると、無意味に長く我々は苦しまなければならなくなる。尾身の作戦はあくまでPCR検査陽性者数にこだわり、いくら重症者数、死者数が減っても無視することだ。いずれにしろ重症者数、死者数はゼロにはならないからいくらでも難癖はつけられる。
(2021年9月4日 文=ケゾえもん)
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