コロナのことはほぼ忘れて暮らしているホクオだが、今日のケゾえもん寄稿には「スウェーデン」が出てくるので、ひとこと。
ホクオの周りでは、ロックダウンするべきだったという声はまったく聞こえてこない。聞こえてくるとすれば、「諸外国の政治家は、立場上、スウェーデンの政策が正しかったと認められないので、逆に失敗だったと言いたいようだが、それもわかるし、まぁ、批判したい人は勝手にどうぞ。」という声だけ。
とにかくスウェーデンでは大人も子供も夏休み気分。2ヶ月半の夏休みが残り2週間になってしまったので、爽やかで美しい夏をみんなが全力で楽しんでいる。ホクオの周りは、コロナで外国に行けなかったおかげで、スウェーデンの夏を満喫できて満足しているという人が大多数だ。マスク姿を見かけることもないまま。
ホクオ談おしまい。以下、ケゾえもん寄稿。
モーニングショー玉川の言い訳
本日モーニングショーで、7日から10日たったら重症者が94名増えると計算して発表したことがそうはならなかったので玉川が一生懸命言い訳していた。
まっいろいろ言ってたけど、たいしたことは言ってなくて、下記の様なことだったかな?
かっこ内はわたしがいれたチャチャ。
1.3月4月のころは検査前に重症化する人は重症化していた。
今は早目の入院で重症化を阻止している。
2.3月4月は症状がある人だけPCR検査、今は無症状の人も広く検査しているので、当然重症化率も変わってくる。
これは当然だ。
(だったら初めからわかれ。20%使うな。)
3.今は3月ごろと同じ流行の始まりの時期ではないか?本当に重症化する人が出るのはこれからで、これから重症化が始まる。
(これから20%なる??へー。)
4.アビガンなどの薬が効いている。
(すごく効いているという治験はない。)
とにかく専門家委員会が使っているからって、盲目的に重症化率20%なんて数字を使うのがそもそもおかしい。
西浦教授の懲りない様子
西浦教授(42万人死ぬぞおじさん)は、真面目が高じて学校で習ったことが絶対だと思って、それに従って計算で出たことに間違いはないんだと信じている様に思える。
彼の発言の抜粋。
僕たち理論疫学の研究者は、強固な対策を行わなければ流行が収束しないことを『メジャーエピデミック(大規模流行)』と呼んでいます。
西浦教授談より抜粋
それを第二波だと定義します。
(42万人死ぬと見積もったことについて)科学者として後悔していないし、試算に瑕疵があった訳ではありません。
ただ曲解されないようにしっかり条件を説明するなど、発表の仕方は工夫すべきだったと反省しています。
もう西浦教授のお得意の計算で、世の中でなにかが実行される事態にならないことを願う。
グッディ電話出演、上久保説の隙のなさ
ところでユーチューブ見て知ったのだけど、上久保教授が電話出演だけどグッディに登場したらしい。
最近よく見る二木芳人昭和大学客員教授が出ていて、この人、いわゆる世の中流布説をなぞってしゃべるだけで、おもしろいこともためになることも言わない人だと思っていたら、上久保教授の説に直接反論できず、「(もし上久保説が間違っていて)重症化する人が増えたらこまる」というしごくつまらないことを言っただけだった。
それで、上久保教授の主張に隙がないことがだんだんわかってきた。
私の記事「上久保教授に(敢えて)いちゃもん」での私の疑問にもつじつまの合う答えがあることわかってきた。
K型に限らず、コロナはつまりは風邪だから風邪程度の伝染力がある。
だから相当まんえんするのは早い。経験上みんなそれは知ってるね?
風邪ウイルスといっしょにこれまでも暮らしてきたからね。
風邪が流行っているとみんな風邪になっちゃうってのも知ってるよね。
だから11月から3月までで184万人、1月20日から2月1日の間だけに限っても、34万人がK型流行の中国から人が流入したので日本でK型が流行したってのは感覚的にも正しい。
そういえば私も2月ごろ相当長く(軽く)ケホンケホンやってたって彼女に指摘されて思い出した。時々軽く咳が出るだけだから、これ花粉症だろ、コロナと間違われると困るなと思っていたのだけど、思い返せば実はK型だったのかもしれない。
パリに行く予定だったので、それまでに治さないとアジア人がコロナを持ってくるとうわさされているむこうで誤解を受けるのは嫌だなと思っていたのだもの。
その咳はパリに行く前に根性で治した。
パリの空港でベンチに座って明らかに花粉症のくしゃみを3連発したのだけど、前のおっさんに振り返って嫌そうに見られてしまった。
パリだからね、その当時はマスクするわけにいかないしねぇ。
しかしタクシーも普通に乗せてもらえたし、ホテルでも「コロナに対するポリシー」と書いたパンフレットが置いてあったけど、それだけで旅行中は差別を受けることはまったくなかたった。
台湾は非常に早くから中国からの入国を禁止しそのため感染を防げたみたいに言われているが、中国と関係が深いので国民の中で中国に行ってる人がたくさんいて、国境(と言うと中国政府は怒るか?)を閉鎖するとのうわさを聞いただけで中国からどーっと台湾国民(と言うと共産党怒るか?)がK型を持って帰ってきちゃった。
だからK型集団免疫は日本より台湾の方がたくさん持っているという理屈。
台湾の例の様に期間が短くても量(流入する人の数)が多いとK型集団免疫は簡単に獲得される。
しかしやはり遠いヨーロッパは例えば、台湾、日本より中国人の流入は少なかったし2月1日に中国からの入国を禁止してしまったのでK型の集団免疫を獲得できなかったというのも理屈に合わないことではない。
それに上久保はK型のヨーロッパへの流入過程をインフルエンザ流行抑制グラフから調べ、ヨーロッパの国別リスクを分析してのけているのに驚いた。
残念ながらスウェーデンはもともとリスクが少し高かった。だから死亡率が少し高いのはロックダウンしなかったせいではない。
集団免疫は全員免疫ではない。風邪と同じで今後も誰かは常にコロナにかかっているという状態は続く。ただ集団免疫を獲得している以上もうマスクも必要はなく、普通の生活をして差し支えない。なぜならもうひどい事態にはならないから。だれかが風邪にかかったら大変だとロックダウンしないよね?
コロナは常に変異しているし時間と共に免疫は弱くなるので、感染は免疫を持っている人にも発生する。
しかし交叉免疫が働くのでおそらくT細胞免疫が戦ってくれるので無症状またはごく軽い症状で終わる。この状態の時にPCR検査すれば陽性となる。
今、PCR検査陽性と出る人のほとんどがこれではないかと思われる。
上久保説はいよいよ筋が通ってきた様な気がする。
最初思っていたより弱点がないもの。
2020年8月5日、ケゾえもん記
2020年8月6日ホクオ追記:フジテレビ系の「グッディ」という番組のこの放送がブラボーだったというコメントを見つけたので次のケゾえもん記事に掲載した。