最初は「死者がたくさん出るから大変だ」ということだったが、死者数が思ったより伸びないと次は「感染者がたくさんいるから大変」で、その説明もうまくいかなくなったら、最近出てきたのが「医療崩壊だから大変だ」という説明、こうしてマスコミのコロナ不安を煽る作戦は続く・・・というケゾえもん寄稿に、「コロナはメディアが作り出した怪物である」として立ち上がった知識人たちの活動情報を追加した。(3,200文字)
GoTo停止のニュースを聞いて考えた。
(文=ケゾえもん)
私の父(故人)が軽い脳梗塞を起こしてぐったりして大学病院に救急車で運ばれて、入院することになり、病室に送られストレッチャーからベッドに移されるときです。
夜勤の看護婦(当時は看護婦だった)さんたちがよってたかってやっとの思いでベッドに移していたんです。見るとみんな体もちっこいしそれでせいいっぱいの力で作業していて、夜勤で疲労もしているように見えました。
なんかかわいそうになってねぇ。
私ならひとりでひょいと抱えて移すことも可能なので「私やりましょうか?」
と聞いたら「ご家族の方はしないでいただく規則です」みたいなことを言われました。
まあ、病院側としては、それならやってくださいと言って床に落としでもしたり、抱えることで患者の体に負担がかかって悪化したりすることもあるので一理あるとは思いますが、看護婦さんは看護婦としての専門の仕事に力を注いでくれればいいのにとその時は思ったりしたわけです。
ちなみに父はその時は翌朝はケロリとして無事回復致しました。
今コロナで看護師たちは大変だ。
防護服を着て、着たら脱げないのでトイレも行けない、休憩室にも行けない。
介護士、清掃員は指定感染症なので入れられないのでその仕事も自分たちでする。
重症患者を受け入れている病院は死者も頻繁に出るので(だって死にそうな人を受け入れているのだから当然)死者が出たらその遺体処理、厳重なパッキング、その後の病室清掃、衣類、寝具をパッキングして廃棄、遺体を霊安室に運ぶ、お祈りする、など、など。
おまけに看護師の中でPCR陽性者が出ただけで症状がまったくなくても戦線離脱を余儀なくされて残った看護師にますます負担がかかる。
それで大変でないわけがない。
しかし、そういう風に看護師が大変なのは、大学病院などの重症コロナ患者を受け入れているほんの一部の病院だ。
指定感染症である以上、容易に他からの応援も頼めず社会責任上診療拒否もできずただただ消耗しているのは一部の大きな病院だ。
だからこれは看護師の労働問題であり、医療崩壊問題ではない。
それを日本中の看護師がパンクしそうだという報道はいったい何の目的で世論を誘導しようとしているのか!
日本全体で1日あたりの死者は40名程度以下。
アメリカ合衆国では今1日2500名。
40名程度の死者しか出ない日本が医療崩壊のわけがないではないか。
ベッド数がひっ迫している?わかってるって。
ベッド数がこれこれこういう風にひっ迫すると医療崩壊なんだろ?ほら!どんな風でも定義して医療崩壊だと言い張れる構造じゃないか。
下の写真はコロナ患者を一時的に受け入れている中規模病院だ。
完全隔離病室がないから、写真の様にテープで注意喚起してすみやかに大病院に受け入れてもらうそうだ。
なんかねー、この病院に入院させておけばいいじゃないか。
私がこの病院にたとえば痔で入院してる患者だったらこれで気にもとめないけどね。どうぞどうぞコロナ患者いてくださいってなものだよ。
通常の医療が受けられないならそれは医療崩壊だろうか?
それなら町の医院でこの4月以降、いろいろな治療が止まってしまっている例がいくらでもある。医院はコロナ患者が来るのを恐れている。じゃ4月以降ずっと医療崩壊か?違うだろ。
たとえば1日2名に死者が減っても重症者がどうの、感染者数がどうのベッド数がどうのICUがどうのエクモがどうのと言って医療崩壊だと言い張れるだろう。本当に各種規制の理由を医療崩壊だけに置くのは欺瞞だよね。
まあ、言っても無駄なことは知ってるから、このくらいにしておくとしよう。
もうどうしようもないね。みんなマスコミに洗脳されてしまっているから。
最初は死者がたくさん出るから大変だということだった。
次に死者数が思ったより伸びないと感染者がたくさんいるから大変でその中の2割が重症化するから大変だということだった。
その説明もうまくいかなくなり、最近出てきたのが医療崩壊だから大変だという説明だ。
それでちょっと言わせてもらいたい。
医療崩壊だから大変だということに納得させられた人々がGoToを止めろと言い出したのだ。
世論調査でGoTo止めろが8割だったそうな。
そんな間違った方向に思考を捻じ曲げられた人が8割もいるだなんて信じられないが現実だ。(ちょっとは自分で考えろよ!)
この8割の人は当然GoToを止めない政府の批判側に回り、内閣支持率は大きく下がった。
言っておくけどね。GoToが完全に止まった先にあるのは(その時の状況に関係なく)緊急事態宣言を出すべきだとの大合唱だからね。恐ろしいことだよ。
多くの人に地獄が待っているよ。GoToはその防波堤なんだよ。
私はみんなが思っているより菅総理は根性入っていると思っている。ちゅうか怖い人だよ。これは今回の措置は菅総理が8割のGoTo止めろ、内閣支持しないと言っている人々に加えた手痛いしっぺ返しだと思っている。
考えてごらん、みんながGoTo止めろ、政府はけしからんと言ったおかげで、多くのサラリーマンは楽しみにしていたGoTo利用の機会を無くしてしまった。だからと言ってGoToなくなるわけでないよ。
菅総理は11日以降、再びGoToを再開する覚悟だよ。
するとGoTo止めろと言ってきたサラリーマンたちは唯一GoToを使える機会だった正月を取り上げられて再び、おじんおばんがうれしそうにGoToをするのを指をくわえて見ていなければならないという構図になった。
マスコミに載せられるとどれだけ自分が損かちょっとは考えた方がいいよ。
マスコミや専門家と称する医者たちに踊らされるとこうなると肝に銘じた方がいい。もうそろそろ自分で考えないとたいへんなことになる。
今の仕事も将来の年金も子供の未来もすべてなくして残るのは超格差社会だ。
経済まわせ経済まわせというけどね、不思議に経済はまわっている。心配しなくてもまわっている。つぶれて行ってるのは、これまで真面目に働らいてきた
弱者たちだ。
(2020年12月15日、ケゾえもん記)
付録:コロナはメディアが作り出した怪物である
私たちは、この度のパンデミックは、偏った情報が急速に拡散されたことによって引き起こされたインフォデミックであると認識しています。
新型コロナウイルスの脅威は、実際に多くの人が感じているより圧倒的に低く、私たちの生活様式が変更されなければならない程の死の脅威は存在しません。
武田邦彦・吉野敏明・大橋眞・矢作直樹・藤井聡・内海聡
2020年12月5日、東京で開催されたイベントで上記の面々が講演会をしたようだ。