「尾身茂の研究 その2」
(文=ケゾえもん)
(「尾身茂の研究 その1」の続き)
もし意見を求められたら、尾身茂は現在2類のコロナを5類にすることに必ず反対する。もしコロナが5類になれば彼の役割は終わってしまう。彼は権力の源泉を失う。天皇に直接意見を申し上げる御用学者の地位まで登りつめたのだ。そう簡単に手放すわけにはいかない。コロナを5類相当にすることを彼はできるだけ防ごうとするだろう。
「ワクチン接種が充分進んでいない。隔離もできなくなる。国民の気がゆるむ。悪いことがおこっても緊急事態宣言ができなくなる。一般の医者はコロナは診れない。インフルとはレベルが違ってコロナは危険だ、5類にすれば全部解決なんて短慮だ。」
などなど、いくらでも難癖はつけられるし尾身はそうするだろう。尾身はどこまでも規制でコロナを抑えるという意見の持ち主だ。
その場合5類にするためにはワクチンによって重症者数、死者数が充分少なくなるまで待たないといけなくなるかもしれない。尾身茂が降伏する程度まで重症者数、死者数が減るにはどれだけの接種率が必要か?85%?90%?
ついにはそこまで接種率があがらない可能性はある。また感染者数にこだわられ続けたら永遠に尾身基準は満たさないかもしれない。そして尾身茂はイベルメクチンなどの薬が効くという理由での5類への変更もいろいろな理由をつけて絶対に認めないだろう。その間にも緊急事態宣言が解除できなかったり、再宣言されたりして人々は苦しむだろう。結局、海外での事例による外圧によってしか5類は実行されないことになるかもしれない。そうこうしているうちに5類にするのに1年の遅れを見るだろう。その前に尾身茂は排除しなければならない。
ここからは菅総理がぜひするべきことを言う。菅総理はパラリンピックが終わったタイミングで
「感染症の専門家2名と協議した結果、全般的な状況に鑑みてコロナの扱いを2類から5類相当にすることを決定した」
といきなり発表すれば良い。ここで言う感染症の専門家2名とは政府が勝手に探してきた2名である。当然、尾身は激怒し反対する。尾身が激怒した例がある。
(文=ケゾえもん)
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