「北海道、すでに減少傾向?」
(文=ケゾえもん)
「モーニングショーで非常事態宣言出せキャンペーン開始?」の記事(2020/11/14)でPCR検査陽性者数と死者数が世界中で相関していないからPCR検査陽性者数は疫学調査(コロナがどくらい流行っているか)の調査に使ってはだめだと言った。
ところがPCR検査陽性者数の増加に怯えた鈴木北海道知事は、北海道民に対して札幌市内での不要不急の外出自粛など求めてしまった。
あのね、もう少しがまんできないかな?
安全側で行動していると言うんだろうけど、それがみんなのものすごい迷惑になるんだよ。
北海道知事がそういうこと言うことがどれだけ北海道に対する風評被害をもたらすことか。
ただ安全側で行動してればいいやじゃだめなんだよね。
あーあ、もう少しがまんできないかな?
不要不急の外出自粛をしたところでどれだけ効果があると思っているの?
まあ、すごく効果があると思っているんだろうな?
思ってるんだったら仕方がないよね。あーあ。
愚痴なんで、同じことをくどくど言ってしまった。
それで、私はPCR検査陽性者数がいくら増えてももはや集団免疫なのでほとんど害がない説なので北海道でいくら増えても驚かないのだけど、ちょっと知的興味でケゾえもん陽性係数を計算してみた。11月13日の陽性係数は8.8。
あれ?確か、「北海道は危機か?」で計算したケゾえもん陽性係数は11月7日で10.6だったはず。
これは?と思い10月22日から11月13日の間で細かく8日分のケゾえもん陽性係数を計算してPCR検査陽性者数グラフの上にプロットした。
陽性係数は多少ばらつくが、えいやとなめらかな線で結んでグラフ化してみた。なお、青い棒グラフはPCR検査陽性者数、赤いグラフはケゾえもん陽性係数で
パラメーターが違うのでグラフの高さは比べても意味がない。
そこのところよろしく。
するとですね、もしかするともはや陽性者数は減少傾向にあるんではないかと思われるんですよ。
もちろん、あと数日追ってみないとわからないけれど、これ減少するの確かならみなさんどう思います?
私はPCR検査陽性者数は今や疫学調査の意味を持たないという説なので減少しようがしまいが関係ないのですが、減少してしまうかもしれませんよとだけは、みなさんにお伝えしておきます。
あのね、集団免疫はますます飽和状態になりつつある。
PCR検査にひっかかるのは、再感染かまだ感染していない少数者かになっているので、陽性者数はいままでの常識とはまったく違う動きをする筈なんですよ。
「寒くなりました、コロナは寒くなると流行るんですよね、あっPCR検査陽性者数が増えて来ました、危険、危険」という単純な考えはお止めなさいと言いたい。
鈴木北海道知事はケゾえもん陽性係数グラフを見るべきだと思うわ。本当に思う。
(2020年11月18日、ケゾえもん記)