「大阪は末期的状況だからマスク会食せよだって。」
(文=ケゾえもん、2021年4月4日)
私のガールフレンドは私が株の話をするのを「世の中には株の専門家がたくさんいるのに素人のあなたがその話をするのは恥ずかしい」と言う。わかってないな。私が株の話をするのは、コロナが季節性だと単に「思う」のではなく「確信している」ということを表明するのにちょうど良い題材だからだ。
だから私が株の話をしている時、そのメインテーマは株ではなくコロナだ。そこのところよろしく。
さて全財産をJALにかけてしまった私の運命はどうなるのか?
それについて今回は考察してみたい。
なんでだろうね、マスコミも人々も死者数に興味を失って久しい。どうして??私にはまったく理解不能だけれどね。私など去年の春から毎日のように死者数グラフとにらめっこしている。現在に至り全財産がかかっているとなると余計だ。
PCR検査陽性者数にばかり、それもそれを分析するにチャートを見ず、マスコミが発表する「今日は何名、先週と比べて何名増加」だけに気をとられている人々には悪いんだけど、ここに死者数のチャートをご披露させていただく。
まず、まんぼう(※註参照)の大阪。
これ減ってますよね!?これ減ってないって言う人いるの?
確かに(めんどうなので掲載しないが)PCR検査陽性者数は宣言解除後増えてますが死者は減ってますよね?これでどうしてまんぼうなの?吉村知事はどうしててんぱって、もうまんぼうしかないと言い張るの?
※(註)まんぼうとは新しい法律「まん延防止等重点措置」の略。
都道府県知事が自分の管轄の任意の地域を緊急事態宣言状態にできるのだ。
なんかの委員会で尾身茂が「まんぼう、まんぼう」と連発して唱えて、なんかまぬけで多くの人が苦笑した。まぬけでちょうどいいから、私は「まんぼう」を使いたい。
吉村知事はまんぼうだけで足りなくて「もうマスク会食しかない。それが飲食店を救う唯一の道だ。それ以外に良い方法があったら教えて欲しい」と言った。
大いにまちがっているね。解説するが「マスク会食」とはマスクをつけたままレストランで食事することで食べるときだけマスクをずらすこと。そんなこと強制したら、レストラン救うどころか、みんなレストランに行かなくなるよ。私は行かないよ。そこまでして外で食べたいか?私なら行かない。緊急にどうしても外食しなければならない時がない限り外食なんて金輪際しないね。これはどうなるかわからない、定着するかもしれないという人がいるかもしれないけれど、私はそうは思うわない。そうなるとレストランに強力なライバルが現れるからだ。それは家で食べること。
1.マスクを着けてレストランで食べる。
2.マスク無しでぺちゃくちゃおしゃべりしながら家で食べる。
どっちが楽しいか、自ずと明らかでしょ。マスク会食を強制したら外食産業を助けるどころか壊滅に追い込むよ。あとせっかくみんなきちんとマスクをつけている日本であちこちで余分な軋轢を生むことになる。なんでこんだけ死者数が少ないのに、こんな極端なアイデアを思いつき、それしかないと決めつける?合理的判断のできない人間と見なすしかない。大阪府のみなさん、吉村知事を次の選挙で落選させないとだめですよ。
死者数が少ないことについては次回もつづけてお話したい。次回は尾身茂が「われわれの言うことをきかないと飲食店には永遠に時短営業を続けさせてやる」と言ったことについて話す。
(ケゾえもん、2021年4月4日 記)
※冒頭のアイキャッチ画像の出典はこちら