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以下、ケゾえもん寄稿。ケゾえもんだってコロナが怖いそうだ。
中国製のパルスオキシメーターにやられた話から。
写真はパルスオキシメーターである。
アマゾンから取り寄せた。
爪を通した血液の色を見て血中酸素濃度を計る機械である。今見ると4月23日に注文してあるが延々届かなかった。忘れていたら本日中国より直送で届いた。
なぜこれを買ったかって?コロナが怖かったからよ。
この4月23日ごろ、若くても健康でも簡単に肺炎になって悪化する。肺炎の初期には気づかないことも多い。8割軽症だけれど2割は重症化する。
そういうものすごく嫌な情報ばっかり与えられたので、さすがのケゾエモンも怖くなって肺炎になったらすぐ察知できるようにと注文を入れていたのだ。
ケゾエモンでさえ脅されるのだ。人間弱いものなのだ。
今さっそく試して見ると、私の値(SpO2)は96%前後だそうだ。
正常値は99から97だそうで、96では、たとえば喘息で苦しんでいるレベルらしい。
あーやられた。久しぶりの中国製の洗礼だ。
今わたしが不健康であるという確率は小さい。
もし私が偉い官僚だったら。
ところでPCR検査で感染者と否感染者を分けて否感染者で経済を回すという机上の空論意見を良く聞く。
今度の都知事戦の候補者の中にもそれを公約にしている人もいるようだし、それができるかできないか、妥当か妥当でないか考察してみたいと思う。
私はかなり偉い官僚でその実行についてはフリーハンドの委任が与えられているとする。
都知事からの指示は「否感染者と認められたものを積極的に経済活動に参加させるとの公約を実現せよ」。
先ず、感染者と否感染者を分けなければならない。
これはPCR検査だよな、やっぱり。
1日10万件は必要だよな。これは都知事に言って予算化させよう。
しかし予算があったからってそれで、はい10万件というわけにいかない。民間の検査会社にあたってみなくては。
さてPCR検査が陰性になったとして、どう経済に参加させるか。
やっぱ陰性証明書だよな。これがないとお店は開けない、会社に出社はさせない、って感じか。JRに乗せないってのはやり過ぎか?
守らせるために、抜き打ち検査が必要だよな。たとえば会社で陰性証明書を持ってない人がいたらどういう罰を与えるか?
どういう罰がいいか?その人の出社停止で済むか?
陰性証明を持ってないその社員のPCR検査が必要だよな。
それで陽性になったらどうする?
その会社の全員に再度のPCR検査が必要か?
つまり陰性証明書の取り消し処分か。ややこしいことになってきたな。
お店だったら営業停止処分か?
だいたい陰性の人でもコロナがうつれば感染者になるわけで、陰性証明書の有効期限てのは当然設けるべきだよな。
つまりは働いている人全員が定期的にPCR検査を受けなくてはならないわけだ。こりゃ大変だ。
それより陰性証明書所持義務の日をいつにするか。
そんな日を定めたら、みんな検査場に殺到するぜ。
あーいやだいやだ、そんなこと考えたくない。
だいたい希望者全員検査するのに何日かかる?
1日10万人が可能になってたとして希望者は400万人くらいかな?働いている人全部だろ。
うわーこれもあんまり考えたくない。
それより陽性になった人はどうする?
自宅待機は自宅で死んだ人が出たからまずいってことになったわけだろ?
こんなに検査したら陽性もいっぱい出るだろうからホテルもいっぱい用意しないといけないぞ。
まてよまてよ。ケゾエモン博士の論文によると、今は流行はおさまったので東京都全体で陽性者が1000人と2000人くらいしかいないということだ。
もしこれが本当なら、検査しても検査してもみんな陰性陰性陰性となってしまい、だいたい陰性証明書を持たせるということが喜劇じみてくる。
これをやるにしても次の流行期、つまり12月まで待った方がいいのではないか?それじゃ都知事に怒られるか。
抗体検査の結果から推定すると感染率は0.4%程度なわけだろ。つまりコロナは流行しなかったわけじゃん。
インフルエンザでこの状態で学級閉鎖したらお前はばかかと言われるぞ。
陰性証明書なんか無駄じゃないかなー。
いやいや俺も仕事だしな。
しかしとにかく陰性証明取った人に経済活動への参加を許可するなんて発表して、検査しても検査しても、みんな陰性だったらこりゃ漫画だ。うわーこの仕事したくない。
2020年6月19日、ケゾエモン記
日本製のパルスオキシメーター
ちょっとググったら、中国製なら8,000円ぐらいで買えるパルスオキシメーターなるもの、日本製だと2万円以上する。
たとえば、小池メディカル社のサーフィンPOプラスは27,500円。
日本製の左は27,500円。