【ケゾえもんスポーツ観戦寄稿】周東佑京の走塁:分析編

ホクオ
すぐ前のケゾえもん寄稿の続きです。
ホクオ
前の寄稿の編集をしながら、難しくて読めない名前だけどどこの国の人だろうと思っていましたが、「しゅうとう」さんなんですね。ファーストネームはまだ読めませんが、まぁいいや、興味ないから。
ケゾえもんイメージキャラクター

周東佑京の走塁:分析編

(2023/4/24ケゾえもん 記)

試合終了の瞬間っていつなんだ?

最近になってWBCメキシコ戦のたくさんのユーチューブ動画があがってきている。
このサヨナラの場面を最初に見たとき私が驚いたのが、試合終了と同時に選手がグランドになだれ込んだこと。つまり私の心配はこれってルールに抵触しないのだろうかということだ。この行動っておそらく空気のようにルールに精通していないとできないと思うのだ。彼らはやはり野球の申し子たちというわけなのだろう。

あの場面、いつの時点で試合終了なのだろう。

1.周東の足がホームについた瞬間。

2.アンパイアが周東のセーフを宣言した瞬間。

3.アンパイアが試合終了を宣言した瞬間。

観察すると3.はない。アンパイアはそんな宣言はしていない。2.はどうかというと非常に控え目にアンパイアがセーフの動作をした時は選手はすでにグランドに入っている。

私が思うに、要件としてアンパイアのセーフ宣言は必要だけれど、試合終了はやはり周東の足がホームについた瞬間なんだろうと思う。その後アンパイアがアウト宣言すればもちろん試合続行だが、事実上それはない。

すると周東の足がついた瞬間を観察すると牧が飛び上がってバッターボックスに飛び込もうとして空中にいる。試合終了前にバッターボックスに飛び込んだら、どういう罰をくらうかは私は知らないが、とにかくそれはルール違反だろう。これってぎりぎり過ぎないか?

外野の返球を中継したメキシコのショートのバックホームが大きくそれて三塁側のファールラインを周東のホームイン直後に横切っている。その跳ねたボールをヌートバーが1回手にして、すぐ放しているように見える。もちろんこの場合ホームインの後なので問題ないのだろうけれど、インプレイ中のボールだと判定されたらこれはだめだろう。本当に牧といいヌートバーといい、そこのところをちゃんと見切っていたのだろうか?私は心配になってしまうのだ。

メキシコの選手は全員が大リーグ経験者だと言う。そんな選手があんなに大きく返球を逸らすだろうか?ホームが間に合わないと察して、喜び飛び出した選手にインプレイ中にボールが触れることを狙ってのことではなかったか?

周東はこれ以上ないほどに完璧だった

さて話かわって周東の走塁についてユーチューブの画像がたくさん見れるので周東のしたことがよくわかるようになった。

周東は村上が打つとほとんど同時に全速力で走塁を開始している。

結果から照らし合わせると、もしここで2秒様子を見ていたら3塁止まりかホームクロスプレイになっていた可能性が高い。

次の写真は村上が1塁に向かって走り出した瞬間だ。画面右端の周東はすでにトップスピードになっている。大谷はまだ慎重にハーフウェイで打球の行方を追っている。打球は画面上空の黒いサークルで示した真ん中の点だ。

周東は2塁を回るときわずかにスピードを犠牲にして外野手の処理の状況を
確認している。そして確認が終わるともうホームに向かってまっしぐらだ。3塁側では3塁コーチャーと化した10人ほどの選手が腕をぐるぐる回しているが、そんな興奮している連中のぐるぐるは信用できるものではない。自分の判断でただただホームに突っ込んだ。最初わたしは必要のない滑り込みをした、パフォーマンスに近いと思ったけれど、状況をみると念のためのスライディングは絶対必要だった。つまり周東はこれ以上ないくらいすべてを完璧にやってのけたというわけなのだ。

(ケゾえもん 2023-4-24 記)



※冒頭のアイキャッチ画像の出典はこちら

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