言葉の壁など

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※ 2005年、スイスに住んでいたときに別のサイトで公開したものを移動した内容です。

● 恋しい日本食
日本を離れて10年になるわたしの「日本・恋しい物ベスト3」は、いつも変わらず「1.食べ物、2.温泉、3.本屋さん」です。日本食を食べなくても生きてはいけますが、時々、日本食が食べたくてたまらなくなるときがあります。とくに、病気のときや疲れ切っているときがそうです。おかゆや雑炊じゃなくても、とにかく、「白いご飯とあっさりしたおかず」が食べたくて、それ以外のものだったら、まったく食べる気がしないのです。外国にいると、インスタントみそ汁やラーメンでも、どんなにおいしく感じられることでしょう! 貴重な日本食なら、多少賞味期限が切れていたって喜んで食べてしまいます。つやつやと光り輝く炊きたての日本米のありがたみは、きっと日本にいる方にはわからないでしょうねぇ。

● 言葉の壁
わたしは、ドイツ語圏(スイスのチューリヒ)に住んで数年になりますが、ドイツ語が「まったく」できません。大体のことは英語で通用するので、最低限の生活をするのにはそれほど困らないのです。それでも「現地語を理解していない自分」がひどくみじめで情けなく見えることはよくあります。言葉ができないことは、自分の意志を伝えることができないばかりか、周りで何が起こっているかも把握できないわけで、きわめて無能で無力な状態と言えます。

しかし、少しぐらい言葉ができるようになっても、あるいはどんなに上手になっても、外国語はしょせん外国語です。わたしは、スイスの前に、韓国で暮らしていたことがあり、生活には何の不自由もない語学力がありましたが(韓国では英語が使えないため、必要に迫られて、スグにできるようになりました。)、それでも、とくに喧嘩したり、苦情を言ったりするなど、「いざ」という時にはもどかしい思いをよくしたものです。

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