不朽の名作映画「ニューシネマパラダイス」

イタリア映画「ニューシネマパラダイス」をまだ観ていない人は、「絶対に」観てほしい。映画にまるで詳しくないホクオが自信満々でお勧めする。

ニューシネマパラダイスの主題曲

映画を観たことのない人も、この音楽には聞き覚えがあると思う。イタリア人作曲家のエンニオ・モリコーネ(Ennio Morricone)は、先月(2020年7月6日)91歳で亡くなったばかり。

ニューシネマパラダイスの概要

ニュー・シネマ・パラダイス』(伊: Nuovo Cinema Paradiso)は、1988年公開のイタリア映画。監督はジュゼッペ・トルナトーレ。中年を迎えた映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語。

ウィキペディアより

数々の名場面のうちのひとつのテーマは故郷を離れること

青年となったトトにアルフレードは「若いのだから外に出て道を探せ、村にいてはいけない、そして帰ってきてはいけない。」と言う。その言葉通りに、トトは故郷を離れ、ローマに行く。

それから30年。ローマで映画監督として成功し、中年となったトトが、アルフレードの葬儀に出席するため、年老いた母の待つ故郷の村に帰ってくる。

トト:「僕は母さんを捨てた。泥棒みたいに逃げた。理由も話さなかった。」

母:「いいえ、私が聞かなかった。お前のすることは正しいと思った。村を出て良かった。自分の望みを叶えたから。」

アマゾンねこ
このお母さんの言葉に、深い深い愛情と信頼を感じました。
親として、私もこんな親になれるだろうか。なりたい。心が強くないと、子供を信頼していないとできないことですね。

母:「お前に電話すると、いつも違う女性が出る。でもお前を心から愛している声をまだ聞いていない。聞けば分かるわ。お前が誰かを愛して、落ちついてくれれば嬉しいわ。」

観た人の感想(アマゾンレビュー含む)

ハイジ
わたしのいちばん好きな映画です!
アマゾンねこ
子供の頃に見て以来、20代、30代、40代と折に触れて観てきました。本当に涙が止まらぬ、いつみてもいい作品だと思います。鬼籍に入られてしまった俳優さんも多いですが、いつでもそこに映画館とアルフレッドとトトがいるような気がします。音楽も最高。本当にいい映画はいつまでも残り、いつまでも色褪せないんだなと思わせる作品でした。
アマゾンゆうくん
完全オリジナル版は、ファンには涙が出るほど嬉しい。 日本では1988年にシネスイッチ銀座で単館上映されたが、40週のロングランで27万人を動員した伝説的な作品で、イタリア映画らしい陽気で情熱的で哀しいシチリアを舞台に映画を通じた人生の奥深さが綴られている。

数々の映画名シーンに彩られた珠玉の本作は、観る人の心を晴れやかにし、人生を豊かにしてくれた、子を持つ自分にとっての最高の宝物だ。 映画の持つ素晴らしい力を再認識する、☆7級の名作中の名作です。
アマゾンニート
王道でありながら泣かずにはいられない構成。 時を超えたノスタルジーを味わわせることに成功していて共感を呼ぶ。

少年時代のトト(ウィキペディアより)


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