日本雑感


先週、日本から戻ってきました。
震災後、はじめての帰国だったので、緊張しながらの東京でしたが、表面的には1年前と変わりない明るさときらびやかさで、デパートにあふれるモノにも人にも圧倒されながら、拍子抜けするほどでした。

ところで、はっきり「世界一!」といえる、至れり尽くせり、親切で信頼のできる日本のサービスのよさにはいつも感動する反面、逆にこれを提供する側の労働力を考えると、複雑な心境にもなります。これだけ質の高いサービスを提供するためには、「働きすぎ」にならざるを得ないと思うからです。

たとえば、いつも「ありがたい。日本サイコー!」と思えるのが空港宅配便ですが、今回、はじめて知って仰天したのが「メール便」です。

何年前からあるのか知りませんが、A4サイズで厚さ1センチまでのものを80円で届けてくれるというだけでもすごいことなのに、なんと、そのA4封筒を、送り主の家まで引き取りに来てくれるというではありませんか。これは、「ありがたい。日本サイコー!」ではすまない、異常な安さだと思います。

こどもの時間感覚前のページ

もうすぐクリスマス次のページ

関連記事

  1. 日本

    「忙しい」「時間がない」をやめる9つの習慣

    昔は、日本に帰ると本屋に日参し、あれも読みたい、これも読みたいと大量…

  2. 日本

    冷えとり生活

    前回、帰国したときに「冷えとり」ということばを知ってから、「冷えとり…

  3. 日本

    続報・冷えとり生活

    前記事で書いたデカ靴をはいて、日本に行ってきました。街ゆく数千本の足…

  4. ケゾえもん

    大相撲観戦はただのスポーツ観戦ではなさそうだ(ケゾえもん)

    ケゾえもんの古い友人の思い出ばなしと、「入れ食い」用語解説。1,80…

  5. ケゾえもん

    【ケゾえもん寄稿】2023年1月、渋谷駅山手線のホームが広くなった

    (2023年1月10日、ケゾえもん記)山手線を2日間運休させ…

  1. コロナ

    脚本で振り返るコロナ騒動:ケゾえもんシネマ「Covid19」 第7話
  2. コロナ

    【コロナ寄稿】オリンピックの邪魔ばかりするアホどもについて旧友と語って憂さ晴らし…
  3. コロナ

    【コロナ寄稿】死亡者数もいいけど重症患者数も指標に使える/みんなが洗脳されてるわ…
  4. コロナ

    【コロナ寄稿】岡田晴恵/玉川徹/勝田吉彰/松本哲哉らに自殺者や崖っぷちシングルマ…
  5. コロナ

    【コロナ寄稿】日本の総感染者数が相当多いことをもっとわかりやすく説明する(ケゾえ…
PAGE TOP