以下、ケゾえもん寄稿。
フェイスシールドってどうなの
スェーデンでは誰もマスクをしていないのに、ストックホルムの日本人学校で、マスクやフェイスシールドが義務化されるかもしれないという記事をみた。
マスクは良いけど、フェイスシールドってどうなのって、私はいつも思っている。
うまく説明できるかわからないけれど、やってみよう。
写真は煙突と吸気装置。
煙突は雨避けがてっぺんについているけど、これ煙はまっすぐ上にあがってきて、雨避けにあたってわきから出るのだろう。
その時煙の量は減らない。
一方吸気装置は(これは私の物件なのだけど)花粉症用にペーパータオルを巻きつけてある。これで少しでも空気をろ過しようという目論見。事実効果がある。
フェイスシールドはちょうど煙突の雨避けと同じ。
呼気はフェイスシールドにあたり、量を減らさずまわりにこぼれ出る。
マスクはペーパータオルと同じ。マスクはフィルターの役目だ。
もちろんマスクではこの吸気装置のように回りをテープで固定しているわけでない。まわりから漏れる空気も多い。しかし多くの呼気はガーゼを通りマスクがフィルターの役目をする。
マスクは何のフィルターになるのか?エアロゾルのフィルターになるのだ。コロナで怖いのはエアロゾルである。(だから私はそこらへんの物にくっついたコロナはぜんぜん怖くないと信じているんだけど。)
エアロゾルとは水分の飛沫である。感染者の飛沫の中に何千何万のウイルスが入っている可能性がある。それを吸い込むと一度に何千何万のウイルスがすべての防御を突破して直接肺に到達できる。トロイの木馬である。
この状態になると一度に多くの敵がなだれ込んでくるので免疫防御の手に余る。
このトロイの木馬攻撃を防ぐのにフェイスシールドはまったく役に立たないと思うのだけど、みなさんどう思います?
2020年7月10日、ケゾエモン記