【コロナ寄稿】ワイドショーコメンテーター岡田晴恵の「サイエンスでございますから」が許せない(ケゾえもん)

2020年9月現在、この記事には2,500を超えるアクセスがありました。

(最終更新日:2020年9月13日、全3ページ7,000文字)

この記事の趣意は、コロナ不安を煽る日本のマスコミの偏った情報だけを鵜呑みにせず、別の意見にも耳を傾けてはどうかというものであり、特定の個人を人として批判したり攻撃する意図はありません。(本文中、敬称略)

ワイドショーコメンテーター岡田晴恵をケゾえもんが斬る!

ケゾえもんイメージキャラクター

東京のケゾえもん氏による、岡田晴恵の専門家としての見識を疑う真面目な寄稿。・・・だったが、ケゾえもんの毒舌が脇道にそれて行ったところでホクオが調子に乗って、デヴィ夫人や江川紹子の項を加筆しているうちに、アパホテルの女社長まで出てきて、結局、脇道にそれた話がメインの内容より多くなってしまった。

岡田晴恵は、自分の発言の誤りを認めてほしい(5月18日)

(文=ケゾえもん)
モーニングショーにここ数ヶ月毎日出てくる、岡田晴恵白鴎大学教育学部教授について話したい。

彼女は確かダイヤモンドプリンセスの問題が発生したころ、この番組に出るようになった。
ダイヤモンドプリンセスの乗客が、かわいそうに2週間船内に閉じ込められることになったとき、

「症状が出るまで2週間かかるわけでございますから、2週間隔離するのがサイエンスでございます。」

と言い放った。
この事件は長引いたのでだんだんわかってきたのだが、乗員のことをまったく計算に入れないで、船内が完璧な隔離環境だと仮定してしまっていたなど明らかな過ちを犯し、サイエンスどころでなかったのだ。

また岡田晴恵は、コロナの感染者は8割軽症2割重症という誤った情報を一時流し続けたけれど、誤りを認めたことはない。

岡田晴恵は当初、致死率については当初2%から10%程度で非常に危険という態度だったのだが、現在は0.6%と主張を改めた。
しかしこんな重要な変更について一度も訂正を言っていない。

とにかく、ちゃんと規制しないと大変なことになると言い続けてみなの恐怖心を煽っている。岡田晴恵の発言は完全なロックダウン派である。

本日のモーニングショーで、抗体検査で0.6%陽性というテーマで話がされた。これは岡田晴恵にとって困るテーマの筈なのだ。
この0.6%というのはヨーロッパ、アメリカなどに比べてとんでもなく感染者数が少ないことを意味していて潜在的感染者がたくさんいる、感染爆発も近い、とても憂慮すべき事態だと言い続けてきた岡田晴恵がどう言い訳するか、どうしたって困るだろうと私は注目した。

「0.6%だと8万3千人でございます。」

・東京都の死者数が237人。無症候キャリアがざっくり半分として、だいたい致死率が0.6%くらい。

・これは日本国民の土足で暮らさないなどの清潔な習慣が功を奏しているのではないか。

・抗体陽性0.6%というのは少ないようだが、これは国民のこの4月5月のがんばりで0.6%しか感染していないということ。

「しかし、逆にまだまだこれからだということで、すべての感染症は集団免疫を持たないと感染が終わりませんから、これから第2波第3波が来るなかで、長く注意してがんばっていかなければならないのだと私は理解しています。」

この言葉まったくそのままではないが、岡田晴恵は上記の様なことを一気にしゃべった。おそらく用意していたものであろう。

上記の発言、すべて理解できますか?
私はすぐには理解できなかったけど、録画を巻き戻してもう一度メモを取りながら聞いたらわかった。

しかしなんという発言だろう。

1.どうして東京の感染者がこんなに少ないかについて考察しようともしない。

2.考察しない代わりに4月5月に非常事態宣言で国民ががんばったからを理由にしようともくろんでいる。非常にずるい。

3.以前もっと高い致死率を岡田晴恵は主張していたのに致死率0.6%に主張を変更するのに謝罪がない。

4.致死率を少しでも高くするのに無症候キャリアはいれないとして致死率をちゃっかり倍にしてしまった。

5.抗体検査で出る感染者数はすべての累計の筈なので4月5月がんばったから感染者が少ないというのは無理がある。

6.集団免疫をどうしてゴールにしないといけない?まったく意見誘導以外のなにものでもない。
インフルエンザにゴールがあるか?

7.計算過程も説明せず8万3千人だの致死率0.6%だの言うのは煙にまく目的以外のなにものでもない。

8.どうしてこれだけ突っ込みどころ満載の意見を、国民を煽るだけの目的でしゃあしゃあとしゃべる?

以前は、抗体検査が始まれば真実が明らかになると信じていたのだけれど、コメンテーターたちがこれだけ悪意のある捻じ曲げを簡単にするとなるともう望みはないですね。
私の1から8を聞いておかしいと思う人はいるかもしれないけれど、上記の岡田発言だけ聞いたら、なんとなくそんなものかと思ってしまう人がほとんどでしょう?

こないだ大きな書店が久しぶりに店を開いたので行ってみたら、岡田晴恵がいっぱい本を書いている。

どうする!?新型コロナ」、「怖くて眠れなくなる感染症」、「なぜ感染症が人類最大の敵なのか」、「隠されたパンデミック」、「人類VS感染症」・・・書き過ぎだろう?いくらなんでも。

岡田晴恵は最初普通のおばさん風で出てきたのに、毎日ワイドショーに出るようになって、あきらかにスタイリストがついた。
この勘違いお・・おっといけない、いけない。あんまり口悪くしないようにしよう。

(2020年5月18日ケゾえもん、記)

ホクオ
岡田晴恵は知らないけど、オウムの地下鉄サリン事件のとき、有田芳生と江川紹子が毎日ワイドショーに出てたのを思い出すなぁ。

書店にはこういう本が平積みされているのだろう。(以下は岡田晴恵の顔写真が帯についているものを適当に選んだ。)



それはそうと、ケゾえもんの毒舌が止まらなくなってしまった・・・。次のページへ続く。

 

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