ケゾえもん寄稿。
辛坊治郎がおもしろいことを言っていた
キャスターの辛坊治郎がおもしろい説を語った。
新宿区では予算1憶円をつけて、新宿区民がコロナに感染したら10万円の見舞金を出すことを決定してこの8月から支給することに決めた。
支給は8月からだけれど、今感染が判明したとしてももらえるらしい。
そして例えばどこかのホストクラブで「心配だから、従業員全員検査お願いします。」と言えば検査してもらえる状況らしい。
つまり10万円欲しさにホストクラブで検査を受ける例がものすごく増えていて、それがホストクラブでの多くの陽性検出につながっているというのだ。
辛坊治郎はこういうことも言った。
現在1日200名を越える陽性者が発見される。
4月にも200名ということがあった。
ただしガイドラインが決められていて、4月では37.5度以上の高熱が4日以上続いた場合で、希望して頼んで頼んでやっと検査が受けられる状況でしかも検査数が1000件以下だった。
現在は無症状者も積極的に検査されていて検査数は3000件以上。
同じ200でも検査状況がまるで違うので比べられないというのだ。
玉川徹がおばさまたちを誘導するのが迷惑
本日もモーニングショーで玉川がヒステリー気味で困る。
彼の言うことを整理すると以下の通り。
- 安全だと言うこと自体が悪いことだ。今とても危険な状況だからだ。
- 感染を急いで少なくしなければならない。
- 非常事態宣言は経済の悪影響があるのでやり難いということはわかっている。
- では非常事態宣言を出さず感染を少なくする方法をみつけろ。
- それを見つけられないのは政府の怠慢だ。
- なにかしないといけないのは明らかだろ。
- 4月の時も非常事態宣言が遅かっただろ。また同じことを繰り返すか。
- <言いっぱなしでなにか提案しないといけないと思ったらしい。ちょっとの間の後で>感染者と否感染者を分けることが感染者を減らす道だ。
- 中国武漢では1ヶ月それをやったからその後の感染者ゼロだろ。
- とにかく政府は怠慢だ。補助金を出したくないから何もしないのだろ。
まあもういちいち反論しないけれど、彼を信じている視聴者も多いので困る。特に経済に関係のないおばさまたちを、一部の若い人がマナーのない行動を取るからいけない、とにかく注意を続けることが絶対的に良いことだとの意見に誘導してしまっているのが、本当に困る。
私の意見は一貫している
私の意見は一貫している(と思っているけど)。
- コロナは季節性だ。
- 4月の非常事態宣言は無効だった。
従って日本では非常事態宣言なしで済んだはずだ。
従って今回の非常事態宣言が遅かったなどという主張は意味がない。
これは専門家委員会が示したグラフより非常事態宣言が出された4月7日はすでに(季節性理由で)グラフが減少に転じた後だったことがのちにわかりあきらか。 - 3月から5月の感染増加が終息したのは季節的要因と感染率が0.5%以下だったとの事実による。コロナはインフルエンザと似た流行の終息を示す。
- 従って6月から11月は流行はない。今回の例から見るともしかすると6月から翌年2月までないかもしれない。
頼むからこの期間は普通に商売をやらしてくれ。 - 見るべき指標は死亡者数のみに限定するべきだ。
現在死亡者数はコロナの終息を示している。
もちろん死亡者数グラフが上がり始めたら危険な兆候である。
PCR検査陽性者数というのは思ったよりいろいろなファクターに影響されるらしく、私も理解できないことが多い。
たとえば私の「ひたすら死者数だけ見ている」の記事を見てもらえばわかるが、米国ではPCR検査陽性者数は6月に入ってびっくりするくらい上昇している。しかし死者数グラフは順調に減少に転じており、PCR検査陽性者数が全体の感染者数を現していないことはあきらか。
しかし、ではどうしてPCR検査陽性者数がこんなに暴力的にあがっているのか、私も知らない。だからPCR検査陽性者数なんかを指標としてみちゃいけないんだ。
私も米国の死者数は心配して見ている。このまま死者数が順調に減っていくことを祈る。
2020年7月10日、ケゾえもん記
(朝日テレビ羽鳥慎一モーニングショーのレギュラーコメンテーター玉川徹。写真の出典はこちら。)
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