編集者ホクオは、このケゾえもん寄稿の内容には同意しないことをお断りの上、掲載させていただきます。
コロナのワクチン
(ケゾえもん2023.4.26 記)
コロナのmRNAワクチンはまったく新しい技術によるものだから最初は懐疑的にならざるを得なかった。
アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の行った調査によると、航空機に乗って死亡事故に遭遇する確率は0.0009%で、アメリカ国内に限って言えば0.000034%であるという。つまり飛行機で死ぬ確率はアメリカ国内に限れば、1千万分の3。世界平均でも百万分の9というわけで、つまり何が言いたいかと言うと、みんなも飛行機を使ってることだし、この程度の確率は許容で生きて行こうよということだろう。
一方、コロナワクチンはすでに累計128億本打たれている。仮に百万分の1の確率でコロナワクチンを打って死ぬとなると世界で約1万人がワクチンで死んでいる筈で、そのような報告はないし隠蔽も不可能だ。隠蔽された重大な後遺症問題がある?因果関係の証明できない疾患も発生してる筈だ?自己免疫障害が心配だ?それについては、私もとてもとても心配したのだけれど、なんせ128億本打ってみせてるからねぇ、なかなか隠蔽は難しいと思うんだ。
私は世界のワクチン接種数が30億程度になるのを見極めてから、こりゃ大丈夫だと判断してワクチン接種を受けた。どうして受けたかと言うと、もちろんワクチンパスポートを欲しかったから。おかげで私はこの1月に堂々と海外旅行してくることができた。それで何が悪い。フランスでもきびしいワクチンパスポート制度が一時敷かれ、ワクチンパスがないとカフェにも行けない状況になった。その結果ワクチンがあまり必要でない若者がどっとワクチン接種を受けた。ワクチン反対派のあなたはその若者たちを責められますか?
しかし、このワクチン思っていたのとちょっと違った。
すぐ免疫が低下してしまうし、コロナの流行はどうも季節に関係ないので年1回の定期接種などというやり方には非常に不向きだということがわかった。このワクチン悪口を言う人も多いけど打てば抗体値はちゃんと上がる。したがって高齢者の重症化阻止には当然役に立った。私も自分の体で確かめた。ワクチン打つたびに抗体値を測ったがちゃんとあがった。でもそれはすぐ下がってしまう。
従って、このワクチンの今後の使用方法として考えられるのは流行時に(希望する)高齢者、高リスク者だけに接種。流行時は高齢者は外出しない、マスクするっちゅことだろう。(ただし強制はしない)全体接種は必要ないし、私ももう接種しない。
集団免疫を一度獲得して世界の多くの人の免疫メモリーにこのコロナを記憶させるのに128億本は意味があった。でももうそういう形の接種は必要ない。買い過ぎた期限切れワクチンはもったいないが捨てるしかないだろう。1本2万5千円もする。
(2023/4/26 ケゾえもん記)
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