(最終更新日:2021/5/5)ケゾえもん寄稿に、日本で自粛命令に立ち上がった飲食店情報と、スウェーデンでも出されたレストラン営業時間自粛令を合わせた三部構成ページ。(3,500文字)
Contents
「政府分科会のネガティブさについての考察」(ケゾえもん)
「コロナだからしょうがないだろ、言うこと聞けよ」という政府分科会の態度
(2021年4月2日 文=ケゾえもん)
政府分科会の尾身茂と釜萢敏が記者のぶら下がり取材に答えていた。
尾身「一般市民の協力を得るためには国と自治体が汗をかいていろんな、たとえば飲食店の見回りとか検査も含めてモニタリング(監視)、そういうのを含めてしっかりやってくださいと」
尾身「変異株の感染力、特に関西なんかが中心となっている、イギリス株ですね。これは、やっぱり感染力が既存株に比べて高いということを前提にした強い対策をする必要があると」
釜萢「変異株の問題は大阪などの状況は無視できない。・・・移動の制限、移動の自粛がさらにやっぱり今回は強調されなければならない。」
これ聞いていると、なにがなんでも国民の活動を制限して規制してやろうという方針だということがわかる。そしてその論法はいつも「コロナだからしょうがないだろ。言うことを聞けよ」ということでその中に国民に対する同情心というものがかけらも感じられないのであるが、どうしてそうなってしまうのか私はいつも考えさせられる。
自粛で自分たちの腹は痛まない政府分科会
自粛の影響を強く受ける飲食店の店主は宣言発令だのまん延防止等重点措置だののニュースを聞くたびに冗談でなく心臓に焼き鏝をジュっとあてられたような気分になっているのだ。コロナという緊急性の問題に対して同情心は禁物だと心を鬼にしてるんではないかって? うーん、私はここで何も証明する気はなく私の思ったことだけを言わせてもらうんだけど彼らにそういう同情心なんてないと思う。ちょうど小池百合子が豊洲移転問題で「都民の安心と安全のために」と言っておきながら、移転延長は自分の政治的都合に過ぎず都民と苦しむ築地の魚河岸業者たちのことなんか考えていなかったのと同じだ。
それからかれら(政府分科会)の中でコロナのために国民を規制することが善だと言う集団催眠状態が存在するんだと思う。とにかくコロナ怖い、まだ油断できないと言っておけば安心で無難だと言う集団心理を強く感じる。
彼らは政府分科会の専門家(医師)として今自分自身では非常な存在意義を感じているのだと思う。その結果コロナ騒ぎが永遠に続いてくれと少なくとも潜在意識の下では考えていると私は思う。だって私だって彼らの立場になったらそう思うかもしれないもの。
旅行・スポーツ・コンパや恋愛に無縁の政府分科会の面々
尾身も釜萢もあれでは若者の楽しむようなこととは縁遠いだろう。若者の享受する仲間との旅行、スポーツ、恋愛などは遠い夢なんだと思う。それらのことを若者から取り上げる権力を持ったとき、なんらかの屈折した潜在意識が働くことがないとあの二人自身でも言い切ることができるだろうか?
いやね、こんなことを言うのはただの意地悪ではなく、あまりにネガティブな情報だけを彼らが利用してコメントに使い、ポジティブなことはいっさいあまりに言わな過ぎるからなのだ。
イギリス株は怖い、慣れから国民が不適切な行動をする、感染拡大は止まらないとは彼らは言う。
ではどうして「コロナはインフルエンザと同じ季節性で去年の例から考えても4月中旬を過ぎたら流行が治まる可能性はある」くらいのことが言えないのか?それを言ったら国民が油断するからだって?違うね、やつらは集団催眠と潜在意識にある若者へのコンプレックスからネガティブなことしか言えない状態に陥っていると私は思う。
いずれにしろ、私はコロナは季節性で4月中旬に流行は治まる。去年の例からみても4月中旬まではPCR陽性は増える。増えることはなんの不思議もない。という意見だ。
JAL株を買おう!株ミニ講座
私はこないだ3時ごろ場が終わる直前にJALの株を2415円で買った。その数日後2500円くらいになったとき、一度売ってけちけち利益を確定させた、また下がると思っていたから。しかしなかなか下がらず、心配していたが本日(2021年4月2日)2415円で再び買うことができた。3府県のまんぼうと東京もまんぼうか?大阪市内聖火リレーなし、フランス再びロックダウンなどの悲観ニュースが流れたおかげだ。
実は今朝、場が始まる前に2400円で指値しておいたのだが2406円まで一瞬さがったのに買えなかった。それから2438円まであがって今日はだめかと思っていたが、こんどは2415円で指値しておいたら下がって来て買えた。その後2408円まで下がったが、まあいいや、なかなか最安値で買うことは難しい。終値は2425円であった。
国際線が主力の航空会社にとって悪いニュースばかりの筈なのにJAL株は乱高下するね。いろいろな考えの人がいるってことで私としては良い兆候だと考える。
わたしゃね、4月の中旬にPCR検査陽性者が減り始めることを確信している。それは東京がまんぼうをまぬがれたことを意味するし、GO TOトラベル再開も意味する。陽性者減少のニュースが出たとたんJAL株はぴゅーっとあがるよ。なんせ今、わたしはJAL株に全財産をつぎ込んでいるのだ。
(2021年4月2日 ケゾえもん記)
自粛令に立ち上がる飲食店、東京都に訴訟
日本で自粛令に立ち上がった飲食店があると教えてもらってちらっとググってみたら、2021年3月22日、「コロナ禍、日本社会の理不尽を問う」訴訟が東京地方裁判所に提訴されたというニュースがいっぱい出てきた。たとえばその中のひとつはこちら。
●東京都相手の「104円訴訟」に1730万円 グローバルダイニング社長、CFは「普通の市民が権力と戦う新しい武器」(2021/3/30)
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このページは2021/3/31付でヤフーニュースにも掲載されていたが、2021/5に偶然開いたところ、削除されていた!
ホクオは読んでいないが、もっとも詳しくきちんと書かれていそうなのはこちら。
●提訴会見レポート〜「コロナ禍、日本社会の理不尽を問う」訴訟〜
読んでとても参考になったのはMOTAI HIROSHI氏のページ。
もしあなたが仕事ができる十分な健康とやる気を持っている時に、納得できる理由もなく突然仕事をするな!と命令されたらどう思うだろうか?
「僕がグローバルダイニングを応援する理由」より
スウェーデンの飲食店も自粛中
ヨーロッパ諸国の中でもっとも規制が緩いスウェーデンでは、マスクが奨励されるようになったあともほとんどの人がマスクをしていないが、通達により飲食店は現在午後8時30分までしか営業できない。(スウェーデン語の公的サイトはこちら)
自粛規制期間は2021年3月1日から4月11日までで、4月2日から4月11日までのイースター休暇を意識したもの。
下は通常21時まで営業のレストランに貼られている臨時営業時間20時までのお知らせ。
ストックホルム市街地のおいしい本格的イタリアレストランも、かきいれどきのディナータイムに閑古鳥が鳴いていた。生き残りをかけ、集客のために30パーセント引きをうたっているにもかかわらず、広々とした店内にお客はホクオたち以外に一組のみ。不機嫌そうなイタリア人店主が8時には店を閉めた。
ちなみに店によってはいつもと変わらず賑わっているところもあり、すべての店に閑古鳥が鳴いているわけではない。
【当ブログ内関連ページ】
●ついに”マスク推奨”が始まったストックホルムのコロナレポート(2021/01/31)