スウェーデン、ストックホルム

スウェーデンとノルウェーの間の国境はどうなっているのか、最北の国境を越えつつ調べてみた

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島国で生まれ育った日本人にとって、「国境を越える」というのは、物理的に海を渡るという大げさなことなので、地続きで、いとも簡単に国境を越えられるのは、なんともヘンな気がする。スイスにいた時もそう感じていたが、スウェーデンでもやっぱりそう感じる。

スウェーデンとノルウェーの間の最北の国境

スウェーデンは、このように、東も西も、べったりと隣国とつながっている。

ストックホルムからだと、北の端にある、アイスホテルで有名なキルナや、アビスコ国立公園よりも、ノルウェーの首都オスローに行く方が、ずっと近い。

このたび、キルナ、アビスコを通って、はるばる最北の国境を車で越えた。

国境には、こんな石があって・・・

スウェーデン側からだと「ここからノルウェー」の標識がこれで・・・

ノルウェー側からだと「ここからスウェーデン」の標識がこれ。

・・・あまり面白くないが、少なくとも、最北の国境は、美しい景色の場所にある。

スウェーデンからノルウェーに入って気づくこと

スウェーデンからノルウェーに入って気づくこと。

ノルウェー人も、国旗を家の飾りにしている。

日本では、祝日でもないのに日の丸を掲げている家があったらコワいが、スウェーデンの家では、祝祭日に関係なく国旗がいつでも飾られている。
これは、ホクオの田舎の家。スウェーデン中どこでも目にする、ごくありふれた家と国旗で、国旗はスーパーのCoopで年中、買える。

ボートを持っている人は、ボートにつけているし、

旗ポールもよくある。

これが、ノルウェーに入ったら、あちこちの家にノルウェーの国旗が飾られていた。

 

ノルウェーの道路は、日本の道路みたいだ。

ノルウェーに入った途端に、道路が急に狭くなる。

そして、ノルウェーの道路には、日本のと同じ白い幅の広いガードレールがある。スウェーデンでは白いガードレールは、あまり見ない。あっても幅が狭いし、ガードレールの代わりに、鉄のワイヤーになっていることが多く、道の傍に生えている草がそのまま見えて景観をそこねない。

このふたつの理由で、ノルウェーに入った途端に、日本を思い出した。ノルウェーの道より、スウェーデンの道の方が、全体的に、整備されていて、断然、運転しやすい。

ノルウェーでは、スピード制限厳守。

スウェーデンで、たとえば80キロ制限の道を90キロのスピードで走ることは普通だが、ノルウェーでは80キロを絶対守らなければいけないそうだ。取り締まりが厳しいというのもあるが、そもそも、ノルウェーでは、スピード制限の設定が理にかなっており、80キロの道で90キロ出すことが難しい。(スウェーデンでは、スピード制限を守って運転するとイライラすることもある。)

ノルウェーは物価が高い。

国道沿いのガソリンスタンドに併設している、まったく同じコンビニ・チェーン店の「サークルK」で、まったく同じセルフサービスの機械から出てくるコーヒーを買ったら、スウェーデンでは300円(日本円換算)だったのが、380円だった。噂に聞いていた通り、あらゆるものが、この調子で高い。ドイツやイタリアから国境を越えて、スイスに入った時の「高いなー」感を思い出す。

スウェーデン語とノルウェー語はとても似ている。

昔、スウェーデン人とデンマーク人が、お互いに、お互いの母国語を話して、意思疎通ができているのを見て驚いた記憶があるが、スウェーデン語とノルウェー語は、もっと似ていた。ホクオの下手な片言のスウェーデン語の方が、スウェーデン語よりはかなりマシな英語より、よく通じる場面さえ多々あり、驚いた!

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スウェーデンとノルウェーの間の国境に関する一般的なこと

ウィキペディア情報

ウィキペディアのこのページに日本語訳がない(2017年7月現在)し、日本人には興味を持たれない話題なのかもしれないが、自分が知りたかったのでまとめておく。

スウェーデンとノルウェーの堺には、道路で国境を越えるポイントが約30箇所、線路で越えるポイントが4箇所ある。

税関オフィスの設置されている道路は、そのうちの10箇所のみ。残りの道路は、税関に申告すべき物品を運搬する車は通ってはいけないという決まりになっており、監視カメラが設置され、抜き打ち検査もある。最近は、車のナンバープレートを自動で読み取る技術も導入されている。

動物はしかし、国境を自由に行ったり来たりするので、両国は、とくにオオカミやヒグマの数を共有している。

おまけ:思ったこと

オオカミやヒグマは、自分がスウェーデンにいようがノルウェーにいようが、どっちでもいいが、人間はそうではなく、常に、自分が今、どちらにいるかを意識している。

しかし、税関が気にするのは物品の移動だけなのだ。シェンゲン協定により人間の入国審査はなく、両国はこんなにぴったりくっついていて、言葉もお互いに通じるのに、スウェーデン人はスウェーデン人として、ノルウェー人はノルウェー人として、アイデンティティを守りながら生きているというのはとても興味深い。

民家の掲げているノルウェー国旗の間に、スウェーデン国旗が混じっていてもおかしくないと思うのに、今のところ、そうなっていない。

これが、両国ともに、これからもどんどん移民が増えていくことで変わっていくとすれば、それはホクオには残念なことだと思える。(ホクオ自身は、スウェーデンにお邪魔している、あるいは仮住まいしている日本人というアイデンティティを持って生きているつもり。)

おしまい

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