【科学寄稿】コズミックフロント☆NEXT選「最新観測で挑む!ダークマターの謎」を視聴した。(ケゾえもん)

ケゾえもん
この話はコロナとは関係ありません。
ホクオ
科学に興味ない人は、目次3にジャンプしてください。

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以下、ケゾえもん寄稿。

「私は子供のころから科学が好きだった」

ところで、私は科学が子供のころから好きで、テレビでも科学番組は良く見る。NHK-BSが放送しているコズミックフロントは現在の最前線の科学を取り上げるのでおもしろい。

最近見たのがハワイ、マウナケア山にあるスバル望遠鏡について。
要するにスバル望遠鏡はHST(スーパーシュプリームカメラ)というのを先端に取り付けられたという話。

スバルは望遠鏡の先に反射鏡がとりつけてあり、8.2メーターの主鏡に入ってきた光が反射鏡に反射して望遠鏡の主鏡近くで星の観察はされる。

ところがこの反射鏡のところに高解像度のCCDカメラを置けば、ものすごい広い視野角で観察できるというアイデアが出た。
高価な望遠鏡の先端に3トンもあるカメラを設置というとんでもないアイデア。

設置が終わって先ず最初にアンドロメダ銀河を観察した。
CCDを何枚も使った手作りなので(全部で約9億画素)あんまり良い画像に見えないかもしれない。写真の赤丸が通常の望遠鏡で1回に撮影できる範囲だという。

全体の直径と赤丸の直径は8倍くらい差があるかな?
面積は二乗に比例するから64倍の面積が一度で撮影できる。丸と丸を重ねて観測しないといけないから100倍くらい効率が違うかもしれない。こういう天文写真は露出時間が20分、30分、1時間と必要だから最終的にはものすごい効率の差になる。

画像が悪いのは画像処理でなんとでもなるので、心配ご無用。
ほらすばらしいアンドロメダ銀河の写真になった。

(よく見るハッブル宇宙望遠鏡のすばらしい写真もすべて画像処理された結果)
しかも9億画素もあるので、拡大すればするだけガスのように見える部分が星に分解して見える。

これで80億光年向こうの銀河が余裕でみれる。それも何憶個も。
星じゃないよ銀河がだよ。
例えば宇宙が始まった当時の宇宙の状態とか謎のダークマターの分布とかわかってしまう。

2020年8月2日、ケゾえもん記

ケゾえもんイメージキャラクター

NHK BSプレミアム番組の内容

■BSプレミアム:コズミックフロント☆NEXT選「最新観測で挑む!ダークマターの謎」

■2020年7月30日(木) 午後10:00~午後11:00(60分)放送分

宇宙最大の謎・ダークマター。
目には見えず、いまだに誰もその正体を捉えたことはない謎の物質だ。そこで今、世界中の研究者が創意工夫を凝らした観測装置を開発。その謎に挑もうとしている。日本のすばる望遠鏡では、独自に開発した機器で8億7000万画素という驚異の画像を撮影。そこからダークマターの姿の一端が浮かび上がってきた。あの手この手でダークマターの正体に迫る研究者たちの挑戦に迫る!

NHK BS 番組サイトより

科学おたくおじさん(ケゾえもん)と小学生の会話

ホクオ
今日のケゾえもん寄稿で、4ヶ月前のやりとりを思い出しました。ケゾえもんに当ブログに出演していただくようになる前のもので、このあと3週間とちょっと過ぎてからケゾえもんが当ブログに登場します。なつかしいです。

以下、2020年4月4日のやりとり。

ホクオの息子
こんにちは。ホクオの息子です。コロナのことが知りたいそうだけど、それがほんまじゃったらFunny factを教えてやろうか。コロナはメキシコから来たビールです。
ケゾえもん
うーん、科学おたくおじさんとしては小学生に絶対負けたくない。コロナの興味深い事実を教えてやる。コロナは、太陽の外層大気の最も外側にある、100万度を超える希薄なガスの層のことだよ。

ホクオ
ケゾえもんが、名画「ニューシネマパラダイス」のアルフレードを彷彿とさせるので、ついでにこの映画についても書きました。

 

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