ケゾえもん寄稿。
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専門家連中には本当に腹が立つ
日本は祝日でお休みだったので、家でゆっくりテレビを見たりユーチューブを見たりしていたのだけどまあ、どうも気に食わないやつばかり出てくる。
児玉教授にはいらいらする
こないだ国会に参考人として呼ばれた児玉龍彦東大先端研究所教授の陳述聞いてるといらいらする。この人、一見論旨明快にすらすらと説明をしているようで、話あっち飛び、こっち飛びで、話題が尻切れとんぼになったり、いきなり周知の事実のようにみんなが知らない用語を使ったり、ほんとかいなということを共通認識のように話したりしてまるで話がわからん。エピセンターなるものをみつけたと誇ったように話すが、このエピセンターの定義がこの人の話ではまるでわからない。
「クラスターとエピセンターはまるで違うものでして」と明快に話し出してその後その説明をしてる体の話をするんだけど、エピセンターの定義も、はたまたクラスターの定義も、まるっきりわからないんですけど。児玉が悪いか、私の理解力が足りないかどっちかだと思うけど、私は科学のことについては理解力ある方だと思ってはいるんだけどな。
松本教授のキーワードは高齢者・確実・重症化
テレビのニュースに出演していた、松本哲哉国際福祉大学感染講座教授、感染学会副理事長って良く見る人も、私が考えるに「確実に重症化する」ってキーワードを絶対どこかに入れたいと思って話し始めたに違いないって思うんだ。陽性者が増えてベッドを圧迫という話になって、じゃあ陽性者は自宅待機という話で、自宅で重症化する人もいるという例のお決まりの話をして、「命を守るために、一部の方たちは高齢者になってくると確実に重症化するので」となんか文脈が通じない言い方で一気に<高齢者><確実><重症化>のキーワードを入れてきた。すごい恣意的なんだよな。
岡田晴恵はもうご勝手に
岡田晴恵行こうか。いつものPCR検査たくさんして陽性と陰性を分けないと大変なことになると言って、いつものアイデアの「自宅待機は問題がありますので、陽性者は埼玉スーパーアリーナとか幕張メッセとかに臨時の施設を作って大人数を収容したらいいんじゃありませんか」と良いアイデアでしょと、自慢そうに話していたけど、あんた陽性になったらいったい埼玉スーパーアリーナに本当に2週間泊まるつもりあるんかいと言いたくなった。
岡田晴恵はもう経済のことは考えるのやめることにしたらしく、「私はサイエンスとして自然と人間を考えて、政治は人間と人間ですから、あくまでサイエンスに特化して考えていきたい」と意味不明な説明で経済考えずにウイルス学だけ考えたいと宣言したのであった。まあ、ご勝手に。
一瞬、児玉教授を見直しそうになったが・・・
児玉教授がワクチンのことについてユーチューブで非常に興味深いことを説明していると思ったのだ。その図はひと目見たらすぐ主張が良くわかる良い図だった。
ウイルスが変異する結果、ある型のコロナに対するワクチンを接種してしまうとウイルスの型が少し変わったときに、交叉免疫というのだけど、感染した時にワクチンの記憶で抗体を作り、でもその抗体では感染したウイルスを効果的にやっつけられず、それなのにたくさん抗体ができてしまい、自分の体を攻撃してしまい、ADEとか抗体依存性憎悪とか、たぶんサイトカインストームのことだと思うけど、とにかくワクチンのせいでまずいことが起こる。なるほど児玉も興味深いことを話すんだと思って図をストップモーションにして良く見たら、図:エール大 岩崎明子 とか書いてあるのだ。なーんだ自分で書いたんじゃないんだ。
そして児玉の話すことを聞いてみたら児玉の話すことはやはりあっち飛びこっち飛びの良くわからん話だった。
あのねみんな、専門家の意見なんか鵜呑みにしては絶対だめだよ。
2020年7月23日、ケゾえもん記