今回のケゾえもん寄稿の主旨は、「人工呼吸器装着者を重症患者数とみなしてコロナの状況を把握しよう」というものだが、ホクオには、余談の「みんなが洗脳されているわけでもないらしい」が興味深かったので表題は二本立てになっている。
「人工呼吸器装着者」(by ケゾえもん)
彼女が妹と電話で話した内容を聞いて驚いた。
私は、世間の人々はすべてマスコミに洗脳されてコロナ怖いと思い込んでいると勘違いしていたことがわかったのだ。
彼女は妹とお盆に帰省するかどうかを話し合ったらしい。すると妹は普通なら問題ないだろうけれど、体の弱いおかあさんの免疫の弱さは知っての通りだから万が一を考えて、今年は帰省見送ろうかと言ったらしい。
驚いたのは、その後で(彼女も驚いたらしいが)妹は、
「京都大学の上久保という人が集団免疫ができているって言ってるそうだし、高橋という人は98%の人が自然免疫で治してしまってるって言うんでしょ」
と言ったらしい。
へー知ってる人は知ってるし、コロナはたいしたことないという評価をしてる人も多いんだと知った。心強いかぎりである。
さて、グラフは本日の東京都での重症者の数である。
重症者と言ったがこれは人工呼吸器をつけている人の数だ。
人工呼吸器とは酸素マスクのことではない。
気管に鼻から直接チューブを挿管したり、気管切開して肺に直接に空気を入れるのが人工呼吸器で、その手当を受けている人は重症者と呼ぶにふさわしい。
ちなみにエクモ装着者は、必ず同時に人工呼吸器もつけられているらしくこのグラフの人数に入っていることになる。
しかし本日のエクモ装着者は東京都で1名である。
死亡者を見てと私は言ったが、重症化して死ぬまでに1ヶ月ほどの時間がかかり、流行(があればだが)とのタイムラグは大きい。
一方重症化は、発症してから7日以内くらいになるらしいので、重症者をみれば今日のコロナの流行具合が見れていると言って差し支えないのであるまいか?(反対する人いますか?)
本日現在、東京都での人工呼吸器装着者は17名。
人工呼吸器装着者は、ピークの4月の終わりの約90名から下がる一方で、7月18日に5名になってから12名増えたが、マスコミが心配している6月から7月いっぱい続いているPCR検査陽性者数の増加にまったく相関していない。
あきらかでしょ。もうマスク外そうよ。
2020年8月3日、ケゾえもん記