コロナ

「コロナの世の中、ちょっと変じゃないですか?」スイスのハイジ、マスクの流行に星新一のSFを思う

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最終更新日:5月23日(4,500文字。)

ほんの少し前まで「覆面禁止法」に引っかかることさえ懸念されていたマスクが、今や、世界中でひっぱりだこになり、アフターコロナのファッションアイテムとして繁栄するかもしれない!?

「ロックダウンが緩和されたとはいえ、世の中、変です!」とスイス在住のハイジ。「色々あるとは思いますが、スウェーデンのやり方の方がいいのでは?」

ハイジに教えてもらった話の中から、マスク着用の話を中心にまとめた。辻仁成の紹介するインパクトのあるフランスの様子も掲載。

世界中の人がマスク!?

秋冬の日本ではごくふつうに見られる大衆のマスク姿は、これまで外国人には奇異に見られていた。ほんの2ヶ月前、ヨーロッパにコロナの波が押し寄せてきた2020年3月だって、ヨーロッパに在住の日本人の間で「マスクしたいけど恥ずかしい。」とか「恥ずかしいけどマスクする。」という会話が聞かれていたものだ。

ところが今では━スウェーデンでは見かけない光景なので、半信半疑なのだが━世界中の人がマスクを着用している!?

(写真の出典:ニューヨークタイムズ)

カリフォルニアの知人は、75パーセントの人がマスクをつけて街を歩いている印象だと言っていたし、スイスでは、ロックダウン緩和後オープンした美容院で、お客までマスクを着用させられたそうだ。

スイスの美容院、お客もマスク着用

写真:5月15日のスイスの美容院。5月11日よりロックダウンが緩和され美容院がオープンするや予約が殺到した。お客も終始マスク着用で、ケープは使い捨て。(情報・写真提供、ハイジ)

ハイジの知人の経験によると、クレジットカードの使えないチューリヒの美容院では、現金の授受を避けるために、代金をあとでわざわざ銀行振込しなければいけなかったそうだ。

ハイジ
ロックダウンが解除されたと言え、世の中、変です〜。

「わたしの周りの人たちは、みんな変だと思っている。」

たまたまそうなのかもしれませんが、私の周りは、みんなこの過剰な騒ぎが変だと思っている人達ばかりです。

友人のご主人の医師も、はっきりと「コロナは全然大したものじゃない!」と言い切っています。初期の段階で、未知のものに対する警戒があったのは仕方ないにしろ、今は、大したものじゃなかったと分かっていると!

知り合いのドイツ人の女医さんも、ドイツに帰ると、みんなマスク😷で、頭が変だと!

わたしの夫も、昨日の美容師も、みんな‼️そう思っています。(ホクオ注:ハイジのご主人もドクター。)
それなのに、世界中がこんな風になっていることに、憤りを感じます。
どこで、こういうことになっているのか。。。
アメリカや日本で、失業者や、倒産者も増える中、色々あるとは思いますが、スウェーデン🇸🇪のやり方の方がいいような。。。?

ハイジ(スイス在住)

とはいえ、マスクに限って言えば、スイスではマスク姿が見られるのは、ロックダウン解除後のレストラン、商店、美容院など義務づけられているところに限られ、街中では、ほとんど見られないそうだ。

「フランス🇫🇷の方はもっと異常ですよ。」とハイジに聞いて、開いたサイトを見て仰天した。

パリ在住の作家、辻仁成のブログに掲載されている衝撃のマスク写真の数々

有名な仏紅茶ブランド、クスミティーの棚の近くでお買い物中のマダム!

あんなにフランス人はマスクを毛嫌いしていたのに、ロックダウンが解除になった後、ほぼすべての人がマスクを付けている。マスクを付けていない人の方が圧倒的に少数派なのだ。フェイスシールドをかぶった人も結構いた。みんなびくびくしながら、人とぶつからないように、人を避けながら、買い物をしていた。これは社会復帰までに長いリハビリが必要だな、とぼくは思った。

滞仏日記「バゲットを振り回して他人を近づけない社会的距離マダム出現」Posted on 2020/05/14 辻 仁成

この記事に載っている写真を、「街を歩いている人の75パーセントがマスク着用している。」と言っていたカリフォルニアのアメリカ人に見せたところ、マスクや手袋の写真はアメリカでもふつうに見かける光景だが、フェイスシールドや雨合羽までは見たことがないと驚いていた。

参考までに:マスク着用により免疫力が下がってしまうということもあるので、むやみにマスクをつけない方がよいと言う医師も多い。
例)Dr. エリクソンのこちらのページ(目次3-9参照)

マスクは、ほんの少し前まで「覆面禁止法」に引っかかりそうなぐらいヤバイものだった

ハイジは、コロナ前に「オーストリア旅行🇦🇹専門会社」から来ていたお知らせのことも思い出して見せてくれた。

オーストリアでのマスクの着用につきまして

オーストリアでは「覆面禁止法」が2017年10月より施行されています。
覆面禁止法とは「公共の場での顔を覆うベールの着用を禁止する」という法律です。

夏は冬よりもマスクの着用は少ないかもしれませんが、日本で一般的に販売されている風邪用や花粉症用のマスクも顔を覆っているとみなされた場合、取締りの対象になる可能性がございます。特別な健康上の理由以外、無用のトラブルを避けるため、オーストリアへ入国・滞在される際には、公共の場所ではマスクを着用されないことをお勧めいたします。

また、オーストリアでマスクを着用されていて、警察官にマスクを外すように言われましたら、従ってください。従わない場合は、警察署に連れて行かれたり、罰金が科せられることがございます。マスクの着用に関しましては、健康上の理由などで許される場合もありますが、その場合は、ドイツ語または英語による医者の証明書が必要となりますので、ご承知おきくださいね。

ハイジ
あれから今の状態になるとは。。。。😓😤

ハイジ
👆これはいい話ですが、このいでたち😷には、ビックリですよねー。

ホクオは「いい話」の内容は読んでいないので、不謹慎なのを承知で言わせてもらうが、この写真だけ見ると、昔、オウムのヘッドギアを見たときに感じたぐらいのインパクトがある。

マスクが脚光を浴びるファッションになる日は近い!?

ハイジ
昔、星新一が好きで、たくさん読んだのですが、尻尾がステータスの話があったような。。。尻尾がないと、恥ずかしい!という世界。他の星人の話だったか? 今のマスク😷とどこか、被る気がして。。。
ホクオ
首長族(くびながぞく)の集団の中では、女は首が長いほど美しい、みたいなものですね。

ハイジ情報、まだまだ続く。

ハイジ
そういえば、今日、ビキニ👙とお揃いのマスク😷をインターネットニュースで見ました。

ビキニと同じ模様のマスクをつけた新しいスタイル、「トリキニ」が今夏、世界で流行するかもしれない。

イタリアの水着専門店のオーナーが発案者で、娘がモデルとなってフェイスブックで紹介すると大きな反響があり、すぐに地元メディアが写真入りで取り上げた。

日刊ゲンダイより「最新ファッション?お揃い素材のビキニとマスクに注文殺到」(公開日:2020/05/15)

ドラッグストアの店頭ワゴンにあふれるマスク

さっき、ドイツ🇩🇪のチェーン店のドラッグストアに行ったら、入り口すぐのところに、ロックダウンの時以上にマスクが大量に置かれていて、びっくり!
布製の柄物もありました。誰も買っていませんでしたが。。。

2020年5月23日 ハイジ(スイス在住)レポート

(写真:スイスのスーパーでワゴンからあふれるマスク)

(写真:マスクの柄は、キスマークやチェック柄・・・。)

誰もマスクをしていないスウェーデンでは、当然ながらこのようにマスクが売られているのは見たことがない。

辻仁成の知り合いの仏人は、マスクと鎖国をつなげて哲学を語った

ハイジに「必読!」と勧めてもらった、この記事も興味深かった。以下、抜粋。

「日本人はマスクにSAKOKU(鎖国)の精神を重ねているんだろ? 違うのか?」
極論が飛び出し、ぼくは噴き出してしまった。
「日本人は孤独を愛している。孤独をリスペクトしている。世界中が笑っても、日本人はマスクをし続けた。何年も前から、ずっと昔から、日本人観光客はパリ市内を観光する時でさえマスクを離さなかった。俺たちは笑いのネタにしていたが、お前らが正しかった。慌ててフランス人はマスクを付けた。見て見ろ、つけ方がなってない。隙間だらけ、鼻を隠さず、何日も使い続け、裏も表も間違えて、ウイルスが付着した表面を次の日には口側にくっつけている。中には飛行機で配られるアイマスクをしてるやつまでいる。日本人はマスクを文化にした。なぜかというと、日本人は集団社会の中にありながら、孤独を守ってきた。マスクがその証拠だ。」

滞仏日記「日本らしさは孤独である。哲学者アドリアン、かく語りき」Posted on 2020/05/16 辻 仁成

マスクはともかく「スイスの家計、新型コロナで20万円節約」のニュース

新型コロナウイルス危機の間、スイスの1世帯当たりの消費額は通常時より平均2000フラン(約22万円)少なかったことが、銀行大手クレディ・スイスの調査で分かった。収入も全般的に減ったが、ロックダウン(都市封鎖)による商店・飲食店の休業で消費の機会が減った。

Swissinfo 2020-05-12の記事より

1ヶ月に平均22万円の「節約」って、ふだんは一体、いくら使ってるんですか?と思ったそこのアナタ、スイス人はお金持ちなのだ。

スイス人マダムの優雅な隔離生活

「春らんまんの標高1750メートルで6週間のコロナ疎開終了、そろそろチューリヒでの現実生活に戻らなくては。」と、知り合いのスイス人マダムがFaceBookに投稿していた。マダムが”戻らなくちゃいけない”現実生活が、これまた優雅なのだが・・・。

写真:スイス人マダムが6週間過ごしたコロナ疎開先。

スイス・ハイジ邸の庭

上のマダムはハイジとは別人だが、ハイジ邸だって絵葉書のイメージそのもの。こんなところでのロックダウン生活なら喜んで、という日本人は多いはず。


■関連記事:マスク着用により免疫力が下がってしまう事実もあるので、むやみにマスクをつけない方がよいと言う医師の主張。
Dr. エリクソンのこちらのページ(目次3-9参照)

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