ケゾえもん寄稿珠玉の名作、7000文字。
ホクオが興味深かったケゾえもん寄稿のポイント
日本に住んでいないホクオはこの番組も視聴していないし、芸能人以外の出演者のことも知らないが、ケゾえもん寄稿で知った以下の点がとても興味深かった。
●人は、自分が絶対的善だと思い込んでいること(ここではソーシャルディスタンスを取り、外出自粛をすること)に反論されると、激しく抵抗する傾向がある、という指摘。
●ケゾえもんが食いついた、学者の「信条」発言。医学・免疫学の権威者がサイエンスではなく、自分の信条に従って世の中をリードすることは言語道断である、という指摘。
●人が感情的に反応するとき、それは、ユング心理学で言われるコンプレックスが発動している状態と言える。人は誰でもコンプレックスを持っているが、学者のそのような面は、公の場ではふだんはなかなか見られないものだがそれが見えたらしいこと。ケゾえもんの三鴨廣繁心理分析(目次4)も鋭い。
以下、ケゾえもん寄稿、見出しはホクオによる。
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7月12日のたけしのTVタックル
本日見た番組、テレビタックルの議論が非常に非常に興味深かった。非常に興味深いので本当は全部を見ていただきたいのだけど、どういう風に話が進んだか、議論が多岐にわたったので、ちゃんと整理できるかわからないが努力してみる。
この番組は討論番組でビートたけしが大御所的に座っていて、司会を阿川佐和子が務め、レギュラーには大竹まことがいる。私が見た本日のレギュラー以外の出席者は以下。
●東国原元宮崎県知事
●山口真由(ニューヨーク州弁護士)
●木村もりよ元厚生労働省医系技官(医師)
●宮沢孝幸京都大学准教授(ウイルス共進化分野)
●三鴨廣繁愛知大学教授(日本感染症学会理事長:リモート出演)
議論は、大まかに
【宮沢・木村】 VS 【阿川・東国原・大竹・三鴨】
と分かれた。
阿川は司会者にもかかわらず中立ではなかった。たけしと山口はまあ中立かな。
先ず、どこから話が始まったかというと、これまで宮沢がしてきて物議を醸している発言、「マスクをしていればソーシャルディスタンスを取らなくて良い」について、反対陣営が激しい拒否感を示したところから始まった。
ここであらかじめ言っておくが私は宮沢、木村陣営であるからこれから書くことにそのバイアスがかかる。
うーん、もともと討論は編集されていて脈絡がないところや尻切れトンボのところがいろいろあって議論の過程を正確に追うのは難しい。会話形式で書かせて欲しい。
発言者のことばそのまま私が書いているわけでないし、一語一句を覚えてはいないことをお断りしておく。また発言が必ずしもつながっているとは限らない。
ソーシャルディスタンスの要不要について
満員電車でマスクしてれば大丈夫ってデーターはどこからでたの? 根拠は?
三鴨廣繁が登場するハイライトシーン
コロナだけでなく、他の病気もいっぱいある。なぜコロナだけこんなに大騒ぎしなければいけないか理由がわからない。
西浦教授発言に宮沢が反論
ワクチンについて
ケゾえもん流、この討論のみどころ
先ずいつも冷静に話す三鴨廣繁を終始激昂させたのが宮沢先生の収穫だった。
三鴨はいつも人を脅すような情報しか発信しないと思っていたけれどコロナの感染を1名でも手段を選ばず減らすことがあの人の(ただの)信条だったことがわかった。
もうみんなあの三鴨の意見聞いちゃだめだよ。ただの信条に踊らされるだけだから。
※ホクオ注:ケゾえもんが食いついた信条とは「堅く信じて守っている事柄」であり、宗教で使われることの多い言葉。サイエンスとは無関係。
そして世間がどれだけ洗脳されているのかも大竹、東国原、阿川の発言を聞いていると良くわかる。
ソーシャルディスタンスを取り、外出自粛をすることは絶対的善だと言う信条が植え付けられてしまっているんだ。だからそれがいらないというと激しく抵抗する。
そしてその人たちは実は<ワクチン>を待っている。いつかワクチンが来る。そしたら普通の世の中になる。それまでがまんしよう。そのくらいがまんできるよね。そういう図式なんだよね。だからこのままではいけない、このままでは変だと説明しても、そうかどうかわからないけれど恐ろしいコロナから逃れるためにとにかくワクチンが来るまでがまんするんだということなんですよ。
攻撃されている宮沢先生をみているとドクターエリクソンを思い出した。
2020年7月12日、ケゾえもん記(次のページに続く)