この記事は、ケゾえもん寄稿「自宅で最高の音を出す方法」の続き。
オーディオ講座その2(ケゾえもん)
さてデジタルオーディオ出力に繋ぐものはDAコンバーターである。
DDコンバーターはパソコンの音楽信号(デジタル)をオーディオデジタル信号(むろんデジタル)に変換する機械だからDDコンバーターという名前。
オーディオデジタル信号(デジタル)をアナログオーディオ信号(アナログ)
に変換するからDAコンバーターという。
DAコンバーターは写真のような箱で、光デジタル入力と同軸入力があって、アナログ出力がある。
DDコンバーター側が光デジタルの場合と同軸の場合と2種類あるので2種類の入力がついている。(DDコンバーター側に2種類ともある機種も多いが、そういう細かいところ説明してるときりないので、今後はそういうところは説明はぶく。)
さて整理しよう。パソコンでなんらかの音楽が再生されている。
MPEG映像ファイルかもしれないし、WAV音声ファイルかも、はたまたユーチューブかもだけど、とにかくパソコンで再生されている。
音楽信号は先ずDDコンバーターに行き、次にDAコンバーターに行き、音楽信号はアナログに変換されDDコンバーターのアナログ出力まできている。
次にこの信号をアンプにつなぐのだ。
つなぐためにはRCAプラグというものを使う。
ちなみにこの写真は私が自作したRCAプラグだ。
RCAプラグには真ん中棒みたいになってる部分と、それを取り囲んだ部分が接点になっていて、真ん中には青い線をハンダ付けしてある。これは普通。
取り囲み接点には、黒い線をわき腹に直接、見苦しくハンダ付けしてある。
これ本当はベロのようなハンダ付けする部分があったのだけど、それは折り取ってしまいこの様にした。そうすると随分音がよくなる。
電気信号というのは、水と同じような振舞いをすると考えてよく、細い部分は通り難くなり結果音が悪くなる。ベロの部品のところが狭くなっていたので、ちぎり取り、わき腹に直接大胆にハンダ付けしたのだ。
とにかくオーディオってつなぐところがいっぱいあるので、一か所づつ注意深く音を良くするとトータルですごく音のクォリティーがあがる。逆も真。
ちなみにスピーカーケーブルでお勧めはVVFケーブル(Fケーブル)と呼ばれている電気配線用のケーブルで、壁の中を電気のコンセントまで繋ぐのに電気屋さんが使うものでビニール被覆の中の線は1.6mmまたは2.0mmの無垢の銅製でより線ではない。
私は一度仕事での依頼で、オーディオ店にAVシステムをおまかせで設置させたが、その電気屋が持ってきたモンスターケーブルというすごい商品名の高価なスピーカーケーブルの音の悪さに仰天し、VVFケーブルに付け替えさせ、そのモンスターケーブルはたたき捨てた。
2020年6月17日、ケゾえもん記