
くだらない報告書
(ケゾえもん 2023/4/27 記)
ネットニュースに尾身がコロナ記録集を出したというから読みに行った。くだらねえもの出しやがって。
だいたいこれが「報告書」ではなく「対応記録」という苦肉の策というか頭ひねった末のタイトルなのが気に食わない。報告書は出したくないというのがみえみえだ。
報告書なら反省すべきことがあったら反省しないといけないけど、対応記録なら、ただ記録を書きましたという風によそおうことができて反省しなくていいからね。
図表1としてコロナの発生動向と称する図が出ている。この図は2020年から2022年7月までとして、2023年1月に発生したさらに大きい流行をわざと出していない。
なんべんも緊急事態宣言を出したにもかかわらずコロナは減らず順調に増え続けた全体像をなるべく隠そうって魂胆だ。(やつの頭すけすけだからなんでもすぐわかる)

尾身は「いよいよそれが止まらなくなった段階では緊急事態宣言を発動し、感染を止めるといういわゆるハンマー・アンド・ダンスのモデルを想定した」と良くわからない表現で繰り返した緊急事態宣言を正当化してる。なーにがハンマーアンドダンスだ。すげえ似合わない横文字使いやがって。
さらに図表2を出してきて医療提供のキャパシティーに合わせて緊急事態宣言を出したとも言っているわけだ。

結局、緊急事態宣言を出したのは感染を減らすためか、医療キャパの対応のためか、あいまいにしたいという魂胆まる見えと私には見える。
そして予算は潤沢にあったのにずっと医療キャパが足りなかったのは何がいけなくてそうなったのかの反省はまるでない。
「14 おわりに」として、「これまでの対策を概観すると先進諸国と比較すれば、感染者および死亡者の数は極端に少なく、相対評価を行うのであれば、実施してきた対策は功を奏してきたように思われる。」と日本で欧米より死亡者が少なかったのが自分の功績のように言うんだから、腹が立つ。
ダイヤモンドプリンセス号についての記述があるんだけど、これも反省はまるでないね。この事件は結局乗客は2週間も閉じ込められて、艦内換気でコロナが回ってしまって、つぎつぎに感染者、重症者(ツアーは高齢者が多かった)が出てしまったというひどい顛末であるわけなんだけど、尾身は「換気などを工夫して船内での感染はコントロールできた」と言って済ませちゃっている。
結語ってのがあって、第1波の流行は海外からきただの、第2波3波は飲食店がいけないだの、第4波はアルファ株、5波デルタ株だの極めて大雑把な適当なまとめが書いてあって「それぞれの流行波に特徴的な疫学像が認められた」だって。なーにが疫学像だ。専門用語で逃げるんじゃないと言いたい。
緊急寄稿したが、もう少し読み込んで、けちをつけることがあったらまた報告する。
尾身の対応記録は以下で読める。グラフも以下からの抜粋だ。
http://www.jpha.or.jp/sub/topics/20230427_1.pdf
(ケゾえもん 2023/4/27 記)


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