スウェーデンの情報をもとに、日本の医療崩壊問題を解決する方策についてケゾえもんが考えをめぐらせた。真面目に働いてきた社会的弱者ほど、マスコミや専門家と称する医者たちに踊らされてGoToをやめた先に待っているシナリオについて真剣に考えてほしいという。ワクチンについても述べられている。(5,100文字)
カロリンスカ大学病院の宮川絢子医師の記事より空想の世界に入って見た。
(文=ケゾえもん)
日経新聞からの宮川絢子医師へのインタヴュー記事(「病床少なくても医療崩壊回避 スウェーデンの現状は? カロリンスカ大学病院の宮川絢子医師に聞く 2020年12月27日 [有料会員限定])のコロナ医療態勢についての部分を抜き出して紹介する。
カギ括弧部分が宮川医師の発言である。
記事では、スェーデンが集団免疫を目指したと言われていることについての部分もあるが、それについては私自身は今はあまり興味がないので、興味がある方は日経新聞の記事を探して全文をお読みいただきたい。
スェーデンでは感染者数が日本の20~30倍近くに上り、人口当たりの病床数は日本の4分の1にもかかわらず医療崩壊は起きていないのはなぜか?の質問に
「ICUやエクモを使える病床は通常の5倍にし、4月の感染ピーク時にはストックホルムの感染者の4割を受け入れていた」
「国全体ではICUは通常の2倍にした。4月上旬からの3週間で急激に増やし、最大1100床程度となった。ストックホルムでは600床の野戦病院もつくられたが、既存の病院で対応できたため、使わないまま解体された」
コロナ対応の病床を増やすと、医師や看護師が不足しませんか?との問いには
「ICUに携わる医師や看護師を教育し、配置換えして増員した。ICUや救急外来で働く医療スタッフの給与は2.2倍に増やした」
「国が中央管理しており、ICU病床に空きがない自治体があれば、自治体の枠を越えて患者を搬送した。第1波のときは週に20~30人ほどカロリンスカ大学病院に搬送されることもしばしばあった。患者だけでなく、余裕のある地方からカロリンスカ大学病院に応援に来るなど柔軟に対応した」
「救急搬送も、各病院で病床の使用状況が時々刻々と変化するため、国が中央管理し、どの病院に搬送するかを救急車に指示した。夏に国内の感染がいったん収束した際は国際協力のため、エクモを装備したジェット機を用意し、欧州からエクモを使う患者を受け入れた」
「第1波ではICUが満床になることはなかった。だが入室できる患者は治療の優先度を決める『トリアージ』をしていた。具体的には、ICUが満床でなくても、80歳以上の患者、70代で1つ以上の臓器障害がある患者などはICUで治療を受けられなかった。
新型コロナのICU治療は長期間となるため、空床を確保しておかないと救える命を救えないことにもなりかねない。また急いで教育されたスタッフでは満床にすることは事実上難しかった面もある」
国民はトリアージを受け入れていたか?の質問に
「スウェーデンでは平時でも、ICU治療は患者の残りの生存見込み期間により、ある程度トリアージをしている。例えば若い患者であっても、がんの末期で回復の見込みが低ければ、空床があってもICUで治療は受けられない。年齢で線引きをしているわけではない」
<記事抜粋終わり>
ケゾえもん(空想)医療崩壊問題解決案
つまり国で集中管理できれば、日本の20倍の患者がいても日本の1/4の病床数でも医療崩壊は起きないということなのだ。
もちろん、ないものねだりしてもしょうがない。今の医療法では国や都道府県が医療機関に指示・命令はできないらしい。医療法を改正するのも手だがとりあえずお金で解決したらどうか?
いま国はいくらでもお金を出せる。いくらでもと言うと語弊があるがいまから50兆円くらいはちょろいもんらしい。
なぜそういうことができるかと言えば、多くの人が収入がなくなっちゃって貧乏になってるから、そういう状態の時はインフレにならない。
インフレにならないという前提条件を満たせば国債っていくらでも発行可能らしい。やれやれこのどさくさで誰がどれだけの利権をむさぼることか。
しかしそういうことはまた別のお話。本題に戻る。
写真を見て欲しい。私の記事「日本が医療崩壊のわけがない」(2020/12/15)で紹介した写真の再掲だ。
この中規模病院では(仕方なく)コロナ患者を一時的に受け入れていてその病棟前の床には注意喚起のため黄色と緑のテープでマーキングしてあって、コロナ指定病院と話がついたらとっとと転院してもらうらしい。その転送された大規模病院ではてんやわんやで医師、看護師が疲労困憊していて、それで医療崩壊と言われているわけだ。
だからさ、自粛協力した飲食店には一律1日6万円の補償と同じ様にコロナ患者を受け入れた病院には一律月1千万円支給みたいなことをすればいいのさ。その病院の看護師の給料はこれまで実績の300%補助みたいなことすればいいのさ。給料4倍ですよ。
2類感染症を受け入れる設備がどうの規則がどうのという理由があるなら、コロナ特別措置法改正で可能にすればいいのさ。こういう緊急事態なら2類でもコロナの場合、特別な設備いらないってすればいいわけね。
そしてこれは大事なことだが、たとえその病院でコロナの集団感染が発生しても少なくともコロナ患者の治療は続けられるとすればいいのさ。続ければとにかく月1千万円なら手をあげる病院たくさん出るでしょ。ちゅうかコロナ患者の取り合いになるかもしれない。
あらゆるデーターはそういうことしても、コロナはOKな病気だと示している。江戸時代にコレラや疱瘡が流行ったらみんなが怖い怖いと言うでしょ。そりゃそうだ、まわりでばたばた人が死ぬんだから。でもこのコロナが江戸時代流行ったって誰もわからないよ。まわりで死ぬ人見つけるのも難しいからね。
今の日本のコロナのレベルなら普通の人は普通の生活していいと思うんだけどな。
夢を語ってしまったが、とにかく日本でコロナで医療崩壊はおかしい。2類をインフルエンザ並みの5類に引き下げできればすべては解決できるのだけど厚生労働省のメンツみたいなものがあって、今は上記の夢より難しいらしい。
2類から5類の引き下げの唯一のチャンスはワクチン接種時だろう。
ワクチンができたから5類に引き下げますという理由があれば厚生労働省のメンツも立つのではないだろうか?
ワクチン打つのは嫌だ
それにしても今回のワクチンは打つのは嫌だな。
これまでの生ワクチン、不活化ワクチン(病原性をなくしたウイルスそのものを体に入れる)と違い、ファイザーのは、ウイルスのRNAの一部を体の細胞に侵入させ細胞に抗原を作らせる、アストロゼネカに至ってはウイルスのRNAからDNAを作ってそれを適当なウイルスに遺伝子組み換え技術で組み込みそのウイルスを人の細胞に感染させ結果抗原を作らせるって原理らしくて私は今の段階では信用できないと言うか気持ち悪い。
しかし遺伝子組み換え大豆は体に悪いから食べないと言っている人がたくさん注射をうけるんだろうな。矛盾、矛盾。
私はインフルエンザに過去一度もかかったことがないなど、免疫は悪くない状態なのだ。コロナに対しても過去何回か感染してしまっていて無症状に近かったという感触を持っている。そのせっかく安定していて、コロナに対しても抵抗力を持っている私の免疫状態を人工的にいじるのは好ましくないのではと思っている次第だ。
もちろん、ワクチン接種証明がないと、いろいろなことができないなんてことになって追い詰められれば接種を受けることもあり得るが、世界でも日本でも最後の方になってからにしたいものである。一方一刻も早く接種したいという人もいっぱいいるだろうから、それで様子見だよね。
とにかく接種しないで済むなら私は接種しない。
通常の医療が受けられないならそれは医療崩壊だろうか?
それなら町の医院でこの4月以降、いろいろな治療が止まってしまっている例がいくらでもある。医院はコロナ患者が来るのを恐れている。じゃ4月以降ずっと医療崩壊か?違うだろ。
たとえば1日2名に死者が減っても重症者がどうの、感染者数がどうのベッド数がどうのICUがどうのエクモがどうのと言って医療崩壊だと言い張れるだろう。本当に各種規制の理由を医療崩壊だけに置くのは欺瞞だよね。
まあ、言っても無駄なことは知ってるから、このくらいにしておくとしよう。
もうどうしようもないね。みんなマスコミに洗脳されてしまっているから。
最初は死者がたくさん出るから大変だということだった。
次に死者数が思ったより伸びないと感染者がたくさんいるから大変でその中の2割が重症化するから大変だということだった。
その説明もうまくいかなくなり、最近出てきたのが医療崩壊だから大変だという説明だ。
マスコミや専門家と称する医者たちに踊らされたあとに待っているもの
それでちょっと言わせてもらいたい。
医療崩壊だから大変だということに納得させられた人々がGoToを止めろと言い出したのだ。世論調査でGoTo止めろが8割だったそうな。
そんな間違った方向に思考を捻じ曲げられた人が8割もいるだなんて信じられないが現実だ。(ちょっとは自分で考えろよ!)
この8割の人は当然GoToを止めない政府の批判側に回り、内閣支持率は大きく下がった。
言っておくけどね。GoToが完全に止まった先にあるのは(その時の状況に関係なく)緊急事態宣言を出すべきだとの大合唱だからね。恐ろしいことだよ。
多くの人に地獄が待っているよ。GoToはその防波堤なんだよ。
私はみんなが思っているより菅総理は根性入っていると思っている。ちゅうか怖い人だよ。これは今回の措置は菅総理が8割のGoTo止めろ、内閣支持しないと言っている人々に加えた手痛いしっぺ返しだと思っている。
考えてごらん、みんながGoTo止めろ、政府はけしからんと言ったおかげで、多くのサラリーマンは楽しみにしていたGoTo利用の機会を無くしてしまった。だからと言ってGoToなくなるわけでないよ。
菅総理は11日以降、再びGoToを再開する覚悟だよ。
するとGoTo止めろと言ってきたサラリーマンたちは唯一GoToを使える機会だった正月を取り上げられて再び、おじんおばんがうれしそうにGoToをするのを指をくわえて見ていなければならないという構図になった。
マスコミに乗せられるとどれだけ自分が損かちょっとは考えた方がいいよ。
マスコミや専門家と称する医者たちに踊らされるとこうなると肝に銘じた方がいい。もうそろそろ自分で考えないとたいへんなことになる。
今の仕事も将来の年金も子供の未来もすべてなくして残るのは超格差社会だ。
経済まわせ経済まわせというけどね、不思議に経済はまわっている。心配しなくてもまわっている。つぶれて行ってるのは、これまで真面目に働いてきた弱者たちだ。
(2021年1月7日、ケゾえもん記)