凍った湖で寒中水泳:スウェーデンの日常風景

2021年2月6日氷点下10度のストックホルムで、昼と夜の2回外にちらりと出た合計約5分の間に、凍った湖に入って戯れる大人を複数見た。

優雅にバスローブをはおってマンションから出てきて、湖で泳いでまた戻っていくというのを夏でも冬でもおそらく健康維持の目的で年中やっている老人は時々見かけるので珍しくない。遊びが目的の場合、湖が凍ると、ふつうは湖の上を散歩したりスケートしたりするのだが、この日、見たのは、凍っている湖の中で遊んでいる大人たちだった。

1. マンションの入り口で、濡れた長い金髪に水着姿の若い女性が身体にタオルを巻いて、にこやかに戻ってきたのに出くわした。(この例は、健康増進目的かもしれないが。)

2. マンションの屋根の雪下ろし作業が終わったと思われる、はしご車に乗って来た二人の若い男が、ふたりで楽しそうに歓声をあげながら湖にドボンと一瞬だけ入ったかと思うと、また歓声をあげながら走り出てきて、そのまま車を運転して去って行った。

3. 夜の8時過ぎ、マンションの前のヨットハーバーに、サウナボートが来ていて、5,6人の若者が、湖とサウナを大はしゃぎで行ったり来たりしていた。

ホクオは寒くてこの1枚の写真を撮るのがやっとだったので肝心のところがよく見えないが、真ん中の黒い模型鳥の下あたりにサウナボートが停泊していた。

「ゴールデンカムイ」のこのシーンを思い出すが、北海道には今も、こういうのがあるのだろうか。

©集英社「ゴールデンカムイ」野田サトル

下はフィンランドのイメージ画像だが、スウェーデンでも氷に穴を開けて入る。




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