先週、日本から戻ってきました。
震災後、はじめての帰国だったので、緊張しながらの東京でしたが、表面的には1年前と変わりない明るさときらびやかさで、デパートにあふれるモノにも人にも圧倒されながら、拍子抜けするほどでした。
ところで、はっきり「世界一!」といえる、至れり尽くせり、親切で信頼のできる日本のサービスのよさにはいつも感動する反面、逆にこれを提供する側の労働力を考えると、複雑な心境にもなります。これだけ質の高いサービスを提供するためには、「働きすぎ」にならざるを得ないと思うからです。
たとえば、いつも「ありがたい。日本サイコー!」と思えるのが空港宅配便ですが、今回、はじめて知って仰天したのが「メール便」です。
何年前からあるのか知りませんが、A4サイズで厚さ1センチまでのものを80円で届けてくれるというだけでもすごいことなのに、なんと、そのA4封筒を、送り主の家まで引き取りに来てくれるというではありませんか。これは、「ありがたい。日本サイコー!」ではすまない、異常な安さだと思います。