クリスマスの1週間前。近所のお宅に、クリスマスのオーナメントをつくりに行ってきました。
(ヨーロッパの人たちは、クリスマスの飾りつけをするのが遅く、そのかわり、クリスマスが終わって新年になってもツリーを飾っています。)
この建物は、1600年代に建てられた農家の納屋で、写真の窓枠や、天井は、当時のまま。
村の重要文化財として、持ち主も勝手に改装したりできないそうです。
この家で生まれ育った今日の先生Theresは、ガーデニングのスペシャリスト。
アメリカ(日本)的なクリスマスのデコレーションに慣れているわたしは、自分の作品にも、つい、いろいろピカピカとつけたくなったのですが、こちらの人たちは、外も中もシンプル好みです。たとえばどの家の窓にもたいてい飾られている電飾は、「光」以上の色はついていません。
上の写真、天井から赤いリボンでつるしてある球体オーナメント、左のみっつは羊毛をかぶせて赤い毛糸でしばっているだけ、右は、ワラのみ。
暖炉の上にかざってあるツリー様のコーンも、同じく羊毛またはワラのみ。
(ティータイムのときのコーヒーカップはおなじみのホーガナスでした。)
天井からつるしてある、大きな丸い容器に山盛りになっているのが、材料の羊の毛です。