以下は、1週間前にケゾえもん氏にご寄稿いただいた内容。
今、頭を悩ませているのは、コロナは本当に季節性かと言うことです。
南半球のオーストラリアの保険担当相が、7月までにコロナ消滅の見込みと言っているらしい。
コロナ季節性説を主張している私には、これはどうにも理解できないできごとなのです。
それで苦労してオーストラリアのインフルエンザの流行のグラフを探したら2007年と2009年のがあって、どちらも6月7月8月あたりに流行のピークがきている。ところが2008年のデーターもあって、この年はほとんどインフルエンザの流行が発生していない。
なにかオーストラリア(または南半球)独自の事情があるのかもしれない。
季節性を否定する人の意見でよくあるのが、年中熱いタイでコロナが流行しているじゃないかというのがある。しかし調べるとタイではインフルエンザの流行は年2回有り、雨季(6月から10月)、乾季(11月から2月)に流行が発生しているそうで、こんなにわかりにくい場合はちょっと私も考察できない。
外国の事情は考察しきれないけれど、日本ではコロナは季節性だと言っていいんじゃないかなと思います。信じられるデーターは死者数だけだと再三言ってますよね。
PCR検査陽性者数はPCR検査数が増減に関係してくるし、検査した場所、検査に来る人に偏りが出るのでデーターとして使ってはいけないんです。
6月11日時点の厚生労働省のデーターによる死者数グラフを見てみましょう。
(出典:東洋経済オンライン)
なんとなくつけた折れ線グラフは無視してください。全体の傾向を見てください。
4月22日から5月2日あたりをピークとしたひとつの山が見えます。
これがすべてを物語っていると思います。自粛、ひきこもり、クラスターつぶし関係ありません。コロナの勝手でひとつのピークを作り5月に入ってコロナの勝手でつるべ落としの様に流行は終息したのです。
これだけはっきりしているのだから、コロナは季節性だと考えましょうよ。
外国の例がどうだからああだからコロナは季節性じゃないと考えてる場合じゃないですよ。
私はね、想像力豊かな方だから私の人生に軍師をつけているんです。
それで行動規範を決めます。その軍師を<官兵衛>と名付けましょう。
「官兵衛、どうじゃ?コロナは季節性か?」
「はっ死者数グラフを見ても、おそらく間違いないかと。」
「しかし、外国の例を見るといまから冬の南半球で逆に流行が治まりつつあったりして、必ずしも季節性だと断定するには疑問があるぞ。」
「外国は外国、これだけのデーターがありながらコロナは季節性でないと考えて行動することこそ愚かというものでございましょう。」
「そうか!よし出陣じゃ!」
「はっ!」
私はね、6月から11月までは日本でコロナの流行はないと(クラスターは生じるかもですよ。)考えて行動するつもりです。
2020年6月10日、ケゾエモン記