「遂にICUに空きができてきた。」
(2021年9月23日 文=ケゾえもん)
9月17日にもうひとつ記事を書こうと思ってグラフを用意したけれど、書かずに今日になってしまった。ということで、使うのは9月17日のグラフになります。
最近ワイドショーは見ないので知らなかったが、テレビのコメンテーターたちは最近のコロナの減り具合が不思議でしょうがないらしく辻褄合わせになにかごちゃごちゃ言っているらしい。私なんかに言わせれば簡単なことで「ワクチンが効いているから」。
では9月17日のケゾえもんグラフを見てみよう。どうしてケゾえもんグラフと敢えて呼ぶかというと他では見られないグラフだからだ。
日本総感染者数グラフは他ではどこにもない。重症者数グラフも調べればわかるが探せない筈だ。
一方、<新規感染者数グラフ>はニュースショーでおなじみの筈。でも私はそれは使わない。2020年3月から言い続けているけど、検査数で割った数字でなければ意味がないからだ。死者数グラフは調べればすぐ出て来るがこれは逆にニュースショーは使いたがらない。理由はわたし知らない。私は死者数グラフはとても信用できるデーターだと思っている。
さて一時800万人まで行った総感染者数は激下がり中である。
それに少し遅れて重症者数も下がり始めており、たった1700しかない重症者用ベッド数より本日に至って少なくなっており、いわゆる「医療崩壊」は解消された筈である。
死者数は残念ながら本日でまだ54名いて少ないとは口が裂けても言えないがこれも数は下がり続ける筈である。
しかしここで重要なのは、いまや約1700名以下になった重症者も50名近く出ている死者も99%以上がワクチンを接種していない人から出ているということだ。
ちょっと見難いグラフになるが重症者の年齢分布棒グラフを見て欲しい。これはこれまでの年齢分布と明らかに変わってきている。いままで圧倒的に多かったover80歳の数が少なくなっている。この年代のワクチン接種率が90%以上行っているからだ。相対的に重症化の年齢は下がってきていて、いまや50歳以上で全体の87%を占めている。とにかく変化した年齢分布はワクチン接種が原因である。たとえば50歳の人の免疫が急に弱まったわけではない。あくまでこれは相対的で、年寄りが重症化しなくなってきたので50歳台が目立つようになったということだ。
(2021年9月23日 文=ケゾえもん)
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